FEATURES

  • FEATURES : 27 July 2018

    Kacey Musgraves

    “Follow Your Arrow”~あなた自身の矢を追いかけるだけ 軽やかにクロスオーバーする新時代のカントリー・スターについて

    By Daichi Yamamoto

    ケイシー・マスグレイヴスというアーティストの特性を最も表す曲を挙げるなら、デビュー・アルバムの『Same Trailer Different Park』に収められ、2013年のBillboard誌の「

  • INTERVIEWS : 26 July 2018

    Serpentwithfeet

    今年の最重要アルバム『Soil』を発表したサーペントウィズフィート クィアーかつ純然たるR&Bシンガーの妥協なき葛藤のうた

    By Shino Okamura

    今振り返ると、この人物が2016年にデビューしたのは象徴的だった。2016年、それは、ソランジュ『A Seat At The Table』、フランク・オーシャン『Blonde』、ビヨンセ『Lemona

  • FEATURES : 25 July 2018

    Kendrick Lamar

    念願のヘッドライナー公演まであとわずか!遂にライブを体験するライターが綴った それぞれにとってのケンドリック・ラマー

    By Yuta Sakauchi / Daiki Takaku

    遂にケンドリック・ラマーが日本のフェスにヘッドライナーとしてやってくる!確かに2013年にも今回と同じ《フジロック》に、ホワイト・ステージの夜の時間帯に出演していた。しかし、5年前と今とでは、「ケンド

  • FEATURES : 24 July 2018

    Vampire Weekend

    フジロックで5年ぶりの来日!”北米のインディ”・バンドから”ポップ”シーンの誰もが注目する存在へと進化するまでー 2018年の視点で読み解くオリジナル・アルバム・ガイド

    By Yuta Sakauchi / Yasuyuki Ono / Nami Igusa / Daichi Yamamoto

    ヴァンパイア・ウィークエンドは現在の音楽シーンの中で最も重要なロック・バンドの一組だ。現在でもインディ・ロックのアンセムとして愛されている「A-Punk」を携えたアルバム『Vampire Weeken

  • INTERVIEWS : 24 July 2018

    Superorganism

    フジロックで再来日目前!ソングライティングの柱、エミリーとハリーが語るビートルズやケンドリック・ラマーから、理想の”アルバム”の条件、ポップ音楽観まで

    By Daichi Yamamoto

    スーパーオーガニズムは”限界”を超えてきたバンドだ。筆者がこれまで書いてきた論考でも述べた通り、彼らはDIYな方法でメインストリーム・ポップに挑んだり、どんなジャンルのタグ付け

  • FEATURES : 23 July 2018

    Bob Dylan

    The Young Person’s Guide To Bob Dylan
    ディランこそ時代の革命家で歴史の継承者だ

    By Shino Okamura / Nami Igusa

    15年ほど前のことだが、あるイギリスの若手バンドに取材をした時、そのメンバーはこんなことを話していた。「アメリカにはボブ・ディランがいる。それが何より羨ましいんだ。アメリカ人は……音楽をやっている人じ

  • FEATURES : 20 July 2018

    Parquet Courts

    ”DIYのお手本”が遂げた変貌!パーケイ・コーツが”今こそ”見せた溢れる”ポップ愛”

    By Daichi Yamamoto

    アルバム中のほとんどの曲は3分以内。ニューヨークの先達、ラモーンズやテレヴィジョン~ストロークスの影響を強く感じさせるギター演奏はコードをジャカジャカ鳴らし、ソロだって単音を追っていくだけのシンプルな

  • FEATURES : 11 July 2018

    Post Malone

    The Answer ~ポスト・マローンが軽やかに導くひとつの答え~

    By Daiki Takaku

    ポスト・マローンという23歳の白人の男はラッパーなのか。ロック・スターなのか。昨年リリースされた「rockstar ft.21 Savage」は全米で8週に渡り1位を記録する大ヒット、直近では4月27

  • FEATURES : 10 July 2018

    Nathaniel Rateliff & The Night Sweats

    フジロック出演決定!
    酔っぱらいたちが集ったアメリカの田舎町のダイナーがよく似合うナサニエル・レイトリフ、日々の暮らしにすり減っていく普通の人びとを輝かせるために歌う

    By Tsuyoshi Kizu

    おじさんたちが楽しそうにソウル音楽をやっている……あなたがナサニエル・レイトリフ・アンド・ザ・ナイト・スウェッツからはじめて受けたそんな印象は、まあ、半分くらいは間違っていない。いや8割くらいかも。こ

  • BEST TRACKS OF THE MONTH : 07 July 2018

    Various Artists

    BEST TRACKS OF THE MONTH -June, 2018-

    By Shino Okamura / Yuta Sakauchi / Yasuyuki Ono / Nami Igusa / Daichi Yamamoto / Daiki Takaku

    BLACKPINK – 「뚜두뚜두 (DDU-DU DDU-DU)」 BTSのニュー・アルバムが先月全米1位を獲得したことを受けて「K-Popももっと聴きたい」と思った人が次に必ずトライす

  • FEATURES : 15 June 2018

    Ry Cooder

    ライ・クーダーとゴスペルの蜜月関係を聴く

    By Takuro Okada

    スタジオ録音作品としては6年ぶりのライ・クーダー最新作『ザ・プロディガル・サン』は、ゴスペル・カヴァーと3曲のオリジナルからなるアルバムとなっている。ここでは、ゴスペル・カヴァー曲に注目し解説。本作を

  • BEST TRACKS OF THE MONTH : 11 June 2018

    Various Artists

    BEST TRACKS OF THE MONTH -May, 2018-

    By Shino Okamura / Yuta Sakauchi / Yasuyuki Ono / Daichi Yamamoto / Daiki Takaku

    Anderson .Paak – 「Bubblin」 前作『Malibu』は、ブラック・ミュージックの歴史を探究するようなアルバムだった。ソウルからファンク、ヒップホップまで幅広く取り込ん

  • FEATURES : 28 May 2018

    J. Cole

    一夜にして富と名声を手に入れる時代。J.コールの言葉を無視できない理由

    By Daiki Takaku

    先日、チャイルディッシュ・ガンビーノことドナルド・グローヴァーが発表した「This Is America」は、度重なる警察官による黒人への理不尽な暴力行為など顕在化する人種差別問題と、娯楽的なコンテン

  • BEST TRACKS OF THE MONTH : 10 May 2018

    Various Artists

    BEST TRACKS OF THE MONTH -April, 2018-

    By Shino Okamura / Yuta Sakauchi / Yasuyuki Ono / Nami Igusa / Daichi Yamamoto / Shinpei Horita / Hiroko Aizawa / Daiki Takaku

    Ben Vince – 「What I Can See (feat. Micachu)」 揺らぐように浮遊するサクソフォンの音色とサイケデリックなエフェクトが施されたヴォーカルが絡み合いな

  • FEATURES : 27 April 2018

    Loyle Carner

    初来日決定! アイデンティティの漂泊のもたらす包容力~エリアもシーンも背負わない、ロイル・カーナーの温かな新しい感性

    By Nami Igusa

    ロイル・カーナーを初めて聴いて、イギリスの新進気鋭のラッパーだと即座にイメージするのは至難の業かもしれない。なにせ彼の楽曲は、現行のラップ・ミュージック・シーンのそれとは別の次元に存在しているのだ。サ

  • FEATURES : 20 April 2018

    Courtney Barnett

    そしてコートニー・バーネットは、時代に色目を使わず時代に袖を振りながらも、時代の寵児としてのポップ・ソングライターになった

    By Shino Okamura / Kohei Ueno

    活動開始したタイミングこそ異なるが、セイント・ヴィンセントとコートニー・バーネットが現れなければ……いや、世界的に大成功を収めなければ、女性アーティストの在り方がこんなに捉え直されることもなかったので

  • FEATURES : 14 April 2018

    Courtney Barnett

    オーセンティックなグッド・ソングでぶっとばせ!
    ブリーダーズのディール姉妹も参加したコートニー・バーネット3年ぶりの新作を超早聴き激報

    By Shino Okamura

    確かに時代の主流からはまるきり離れた音楽だろう。オルタナ女子なんてコピーはレトロの産物でしかないかもしれない。そして実際、そこには、どうしようもなくロック、どうしようもなくグッド・ソング、というあまり

  • FEATURES : 11 April 2018

    Superorganism / BROCKHAMPTON

    Superorganismと
    BROCKHAMPTONが体現する
    ポップ・ミュージックにおける「二項対立」の無効化。
    その4つの理由とは?

    By Daichi Yamamoto

    2010年代のポップ・ミュージックを総括するとしたら? 「いま」、つまり2010年代の音楽は最高にエキサイティングだと感じてきたが、その理由は一体何……? これまでTURNで何度も取り上げてきたロンド

  • INTERVIEWS : 07 April 2018

    Charlotte Gainsbourg

    来日ツアー目前!
    シャルロット・ゲンズブールが語るセルジュとジェーン、音楽家としての苦悩と挑戦

    By Shino Okamura

    ブラッド・オレンジのデヴ・ハインズが出演するPV「Deadly Valentine」 シャルロット・ゲンズブールと音楽との関係を探っていく中で思い出すのは、ボブ・ディランの恋人役を演じていた映画『I&

  • BEST TRACKS OF THE MONTH : 03 April 2018

    Various Artists

    BEST TRACKS OF THE MONTH -March, 2018-

    By Shino Okamura / Yuta Sakauchi / Yasuyuki Ono / Nami Igusa / Daichi Yamamoto / Daiki Takaku

    Anderson .Paak – 「’Til It’s Over」 一言でいえば、フューチャー・ベース×ネオソウル。前者は、今やPerfumeも取り入れるEDM以降

  • FEATURES : 22 March 2018

    Mount Eerie

    来日ツアー直前! 海外メディアが軒並み最高評価を与える最新作『ナウ・オンリー』にみるフィル・エルヴラム a.k.a マウント・イアリの歌うこと、生き続けることの真理

    By Shino Okamura / Tsuyoshi Kizu

    「歌とは業なのか――最愛の人の死を前に歌の無力を呟いていたフィル・エルブラムは、しかし歌を作り続け、新しいアルバムを「僕はきみに歌う」という言葉で始める。もうこの世にいない人のために。 いまにも壊れそ

  • FEATURES : 21 March 2018

    Black Panther

    『Black Panther: The Album』〜繰り返される歴史に浮かび上がる足跡〜

    By Daiki Takaku

    3月1日、映画『ブラックパンサー』の公開日。渋谷にある映画館の夜9時半スタートの回は満席の劇場のほぼ半数を外国人(そのほとんどが黒人)が占めていた。上映中、彼らは素晴らしいシーンに躊躇なく歓声を上げ、

  • FEATURES : 10 March 2018

    Hookworms

    時代は動く。さらなる変化を始めたUKシーンの中で、Hookwormsの傑作『Microshift』はユニバーサルな視点を伝える。

    By Yuta Sakauchi

    時代がひと回り(正確には4分の3周りくらい?)したような感覚がある。イリギスのロックが元気になってきたと言われていて、新たなスターの登場を待ち望んでいる空気感がある。ちょうど良いタイミングでフランツ・

  • BEST TRACKS OF THE MONTH : 09 March 2018

    Various Artists

    BEST TRACKS OF THE MONTH -February, 2018-

    By Shino Okamura / Yuta Sakauchi / Yasuyuki Ono / Nami Igusa / Daichi Yamamoto / Shinpei Horita / Daiki Takaku

    Beach House – 「Lemon Glow」 ドリーム・ポップが心地よい夢だけを見せてくれると思ったら大間違いだ。約3年ぶりのビーチ・ハウスの新曲は、これまでの透き通るようなアンサ

  • FEATURES : 17 February 2018

    Migos

    「Culture II」で進化させたミーゴスというエンターテインメント

    By Daichi Yamamoto

    今思えば「この世代のビートルズ」とはよく言ったものだ。昨年のゴールデン・グローブ賞でラッパー、チャイルディッシュ・ギャンビーノとしてもお馴染みドナルド・グローヴァーが自身のドラマ「アトランタ」の受賞ス

  • FEATURES : 14 February 2018

    Various Artists

    2018年はここにフォーカスせよ!
    今年注目のアーティスト、シーン、エリアを紹介 Vol.3

    By Shino Okamura / Yasuyuki Ono

    《TURN》筆者による今年2018年の注目を紹介する企画、最後となる第三弾は尾野泰幸と岡村詩野の“フォーカス”。ロックが聴こえる場所としてのUSとUKの今年のカギを握るのは誰か? そこで、多様性あるサ

  • INTERVIEWS : 13 February 2018

    Father John Misty

    目下来日ツアー中!
    ファーザー・ジョン・ミスティことジョシュア・ティルマンのアート現実論

    By Shino Okamura

    ファーザー・ジョン・ミスティ(FJM)の昨年リリースの最新作『ピュア・コメディ』は全米初登場10位を獲得している。そして、そのFJMことジョシュア・ティルマンがドラマーとして在籍していたこともあるフリ

  • FEATURES : 08 February 2018

    Various Artists

    2018年はここにフォーカスせよ!
    今年注目のアーティスト、シーン、エリアを紹介 Vol.2

    By Kohei Ueno / Daiki Takaku

    《TURN》筆者による今年2018年の注目を紹介する企画、第二弾は上野功平、高久大輝の“フォーカス”をお届けする。今回紹介するのはいわゆるメイン・ストリームとは異なるアナザー・アプローチ。今改めて着目

  • FEATURES : 01 February 2018

    Various Artists

    2018年はここにフォーカスせよ!
    今年注目のアーティスト、シーン、エリアを紹介 Vol.1

    By Yuta Sakauchi / Daichi Yamamoto

    前年度を総括する意味もあるグラミー賞の発表が今年も終了した。ブルーノ・マーズがノミネートされた年間最優秀レコード、年間最優秀アルバム、年間最優秀楽曲含む6部門全てで受賞するという快挙をなしとげた一方、

  • INTERVIEWS : 31 January 2018

    Superorganism

    Superorganism初来日公演直前!~日本を離れて暮らすオロノが語る、バンドのユニークさを形作るポップへの愛と野心

    By Daichi Yamamoto

    BBC、Rolling Stoneを始め多数のメディアから“今年/いま注目のアーティスト”として紹介され、フランク・オーシャンやヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグからも愛を受けるなど昨今の

  • FEATURES : 24 January 2018

    Grammy Awards

    第60回グラミー賞主要部門を大胆予想!
    ~ブラック・ミュージック主導の象徴となるか

    By Yuya Watanabe / Yuta Sakauchi / Daichi Yamamoto

    今年も世界中の音楽ファンの注目が集まるグラミー賞の授賞式が間近に迫ってきた。今回のノミネーションの何よりの話題は、主要部門のほとんどをブラック・ミュージック系のアーティストや作品が独占していることだろ

  • FEATURES : 25 December 2017

    Superorganism

    初来日公演決定! アルバム到着前に紐解くSuperorganismのあまりにも無邪気な真性ポップの断面

    By Daichi Yamamoto

    “ポップ”とは最も言葉で表現するのが難しいジャンルである。今の全米チャートを見てみたってラップを使ったものもあれば、ロックっぽいフォーマットのもの、昨今流行りのラテン系のものもあるし、今でこそ上位には

  • FEATURES : 15 December 2017

    Future Islands

    来日直前企画! 対談:渡辺裕也×岡村詩野 フューチャー・アイランズの肉体派ダンス・ポップを紐解く

    By Shino Okamura / Yuya Watanabe

    まもなくニュー・アルバム『ザ・ファー・フィールド』をひっさげて来日公演を実現させるザ・フューチャー・アイランズ。80年代ニュー・ウェイヴからの影響や、エレクトロ~シンセ・ポップとのシンクロを指摘されつ

  • FEATURES : 25 October 2017

    Superorganism

    2017年のポップ・ミュージック最大の謎?! 予想外のアクシデント?! 現行ポップの景色を変えるSuperorganismとは何者?!

    By Daichi Yamamoto

    “ポップ・ミュージック、Superorganismを発見”……それは2017年に起こった最も記憶されるべき出来事であり、最も予想外のアクシデントだ。もちろん良い意味で。そう断言していい。それは今年3月

  • FEATURES : 21 October 2017

    Beck

    ベックは音楽の歴史そのものだ! 『メロウ・ゴールド』から新作『カラーズ』まで――ベックのオリジナル・アルバム・ガイドで来日予習! 

    By Shino Okamura / Tetsuya Sakamoto / Yuta Sakauchi / Yasuyuki Ono / Nami Igusa / Keigo Sadakane / Kohei Ueno

    グレッグ・カースティンがプロデュースを手掛けたニュー・アルバム『カラーズ』は、ベックがアメリカの音楽の歴史の中で最も重要な……いや、世界規模であらゆる国の新旧大衆音楽の位置付けを見直し、それをアップデ

  • INTERVIEWS : 20 October 2017

    kitty, Daisy & Lewis

    アメリカにアラバマ・シェイクス、ロバート・グラスパーがいるならイギリスにはこの兄姉妹がいる! キティ・デイジー&ルイスが1月来日決定

    By Shino Okamura

    キティ・デイジー&ルイスのことを、いまだに1950年代前後のルーツ・ミュージックに傾倒するロンドンのレトロ・キッズたちだと思っていたら、それはもうとんでもない損失だ、ということをまず断言しておきたい。

  • INTERVIEWS : 22 September 2017

    Moses Sumney

    モーゼス・サムニーの清くダークな歌世界、それは誰の胸にも宿る天国と地獄~ サンダーキャット、ジェイムス・ブレイク、スフィアン・スティーヴンスまでもを魅了したシンガー・ソングライター、ついにファースト・アルバムをドロップ!

    By Shino Okamura

    本人と思しき男性が体の後ろで手を組み、飛び込むかのように前方にジャンプしている後ろ姿。前かがみになっているため頭は見えない。その様子は、例えがよくないかもしれないが、まるで捕らわれの身となった囚人のよ

  • INTERVIEWS : 21 September 2017

    The Horrors

    ザ・ホラーズ~ダーク・サイドへの帰還と、そこから始まる新たな旅路

    By Hiroko Aizawa

    ザ・ホラーズが久々にダークな側面を打ち出して3年ぶりに戻ってきた。デビュー・アルバムである『ストレンジ・ハウス』は、ダークでオカルト的な雰囲気も持つガレージ・ロック。その時期、多くのガレージ・ロック・

  • FEATURES : 21 September 2017

    Knox Fortune

    チャンス・ザ・ラッパーとインディ・ロックの壁を破る男!?シカゴのニュー・カマー、Knox Fortuneって誰?

    By Daichi Yamamoto

    ここ3年ほど、チャンス・ザ・ラッパーやヴィック・メンサを中心としたクルー=セイブマネーとその周辺のシカゴのヒップホップ、R&Bシーンから多数の才能が産み出されていることはご存知の通り。昨年も

  • FEATURES : 15 September 2017

    Thurston Moore

    なぜ今無骨なバンド・アンサンブルなのか? 音響をロックンロールでダイナミックに構築するサーストン・ムーア・グループ来日ツアーに期待するもの

    By Tetsuya Sakamoto

    サーストン・ムーアの音楽のとらえ方が少し変わったと思ったのが、彼がエレクトリック・ギターからアコースティック・ギターに持ち変えた『デモリッシュド・ソウツ』(2011年)だった。その奥行きと浮遊感のある

  • INTERVIEWS : 08 September 2017

    Queens Of The Stone Age

    ジョシュとトロイが語る、ただただロックンロール・バンドでいるために必要だった引き算の美学~新作が初の全英1位を獲得したクイーンズ・オブ・ザ・ストーンエイジの未来

    By Tetsuya Sakamoto

    クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは確かにデンジャラスなロックンロール・バンドだ。全米チャート1位となった前作『ライク・クロックワーク』に続いて、初めて全英チャート1位を獲得したニュー・アルバム『

  • INTERVIEWS : 06 September 2017

    Mew

    ミュー~一瞬の閃きがもたらす勢いと細部への拘りとの両立

    By Tetsuya Sakamoto

    ミューというバンドは「勢い」とか「閃き」という言葉には無縁だと思っていた。アルバム制作に長い年月をかけ、じっくりと自分たちが納得するまで突き詰めて、それをリリースするーーある意味で今まではどんなに時間

  • FEATURES : 22 August 2017

    Festival

    フジロック・フェスティバル ’17 ライヴ・レポート第2弾

    By Tetsuya Sakamoto / Daichi Yamamoto

    レコードでのサウンド・プロダクションをライヴでも形にすることの意味 -The xx- Photo by Masanori Naruse ライヴにおいて派手な曲と静謐な曲をバランス良く配置しながら、徐々

  • FEATURES : 15 August 2017

    Festival

    ビッグ・フェスへと成長中!
    米カリフォルニア州・ロサンゼルスで開催された《FYF Fest》をレポート!

    By Kohei Ueno

    《フジロック・フェスティバル》のちょうど1週間前にあたる7月21日(金)~23(日)の3日間、念願の《FYF Fest(以下、FYF)》に行ってきた。正式名称を《Fuck Yeah Festival》

  • FEATURES : 11 August 2017

    Festival

    フジロック・フェスティバル ’17 ライヴ・レポート第1弾

    By Shino Okamura / Yasuyuki Ono / Nami Igusa / Hiroko Aizawa

    今年で実に21年目を迎えたフジロック・フェスティバル。8月27日(木)の前夜祭を含めての4日間で延べ125000人を集めた今年2017年は、ずっと雨具が手放せない生憎の天候となってしまったが、一定の評

  • FEATURES : 03 August 2017

    Arcade Fire

    Arcade Fire 『Everything Now』
    ポップ・ミュージックのカルマを背負った自分たちをも嘲笑する、 消費社会とインターネット時代を痛烈に批判した5作目

    By Shino Okamura

     もう既に多くのリスナーが知っていることだろうが、もし、まだの方がいれば、まずはぜひこちらのページにアクセスしてみてほしいと思う。 アーケイド・ファイア自らが制作した架空の音楽サイト《Stereoyu

  • FEATURES : 26 July 2017

    Father John Misty

    現代アメリカきっての千両役者ミュージシャンが、
    社会をヴァーチャル・リアリティとして描く日

    By Shino Okamura

     アメリカにはウンザリしている、飽き飽きしていると嘆いていた男は、今、ヴァーチャル・リアリティの中で生きることの未来を揶揄するように示唆する。まるで、アメリカのみならず、世界のどこにももうリアルな居場

  • FEATURES : 25 July 2017

    LCD Soundsystem

    今、なぜ
    ポップ・ミュージックに対して再び沸き起こるジェームズ・マーフィーの野心と情熱

    By Tetsuya Sakamoto

     LCDサウンドシステムは、今思うと、一つの偶然によって生まれたバンドだったように思える。ジェームズ・マーフィーがティム・ゴールズワージーと共に始め、2000年代半ばのニュー・エレクトロやポスト・パン

  • SERIES : 25 July 2017

    Diplo

    BREAKDOWN THE POP
     ~時代を作るプロデューサーは誰だ?

    By Yuya Watanabe / Yuta Sakauchi / Daichi Yamamoto

     あらたなスーパー・プロデューサー時代の到来―そう、いまやプロデューサーとは従来の裏方的なイメージではないのだ。特に北米の音楽シーンを中心に、一曲に複数人のプロデューサーのクレジットが並び、「~~のシ

  • FEATURES : 21 July 2017

    Gorillaz

    そしてデーモンは世界共通語としての“ポップ・シーン”の中枢に立つ数少ない音楽家の一人となった~論考文とオリジナル・アルバム・ディスク・ガイドで読み解くゴリラズ

    By Shino Okamura / Tetsuya Sakamoto / Yuta Sakauchi / Yasuyuki Ono / Daichi Yamamoto

     こうでもしないと重い扉を開くことができなかったのかもしれない。それは何の扉か。世界の大衆音楽となりうるための扉であり、侵略を繰り返してきた傲慢な英国白人としてのアイデンティティを解き放つための扉かも

  • INTERVIEWS : 19 July 2017

    RAC

    もはやRACはただのリミキサーではない
    今、非凡なソングライターとしてポップ音楽へのフィールドへ

    By Tetsuya Sakamoto

    RAC(アール・エー・シー/Remix Artist Collectiveの略)。ポルトガル出身で現在はアメリカはイリノイ州ポートランドを拠点に活動しているプロデューサー/ソングライター、アンドレ・ア

  • FEATURES : 18 July 2017

    Queens Of The Stone Age

    クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ~21世紀最も重要なロック・バンド

    By Daichi Yamamoto

     2017年においてロックというジャンルを象徴する存在、それは誰であろうか?  例えば、レディオヘッドやアーケード・ファイアは世界中どこのフェスティバルでもヘッドライナーだし、期待外れだった作品もほと

  • FEATURES : 14 July 2017

    Noname

    チャンス・ザ・ラッパーをも魅了するシカゴの女性詩人
    ノーネーム(NONAME)待望の来日公演に寄せて

    By Yuta Sakauchi

     シカゴ出身の女性ラッパー/詩人、ノーネーム(NONAME)の来日公演が、10月7日に渋谷WWW Xにて行われる。はっきり言って待望の来日公演だ。《Twitter》のフィード上でこのニュースを見た時、

  • INTERVIEWS : 13 July 2017

    空間現代

    話題騒然! これはコンポーズなのかパフォーマンスなのかそれとも……?

    公演中の空間現代の新作《オルガン》をさらに紐解く

    By Kota Takenaka

     東京から京都に拠点を移し、ライヴ・ハウス《外》をオープンして今年9月で1年を迎える空間現代。彼らが2016年に発表した公演『擦過』に続く、全編書き下ろしの新作公演『オルガン』が、彼らの本拠地であるそ

  • FEATURES : 11 July 2017

    Sam Gendel

    ブラック・ミュージックとフォークロアとの必然的接近邂逅
    インガから名を改め、サム・ゲンデル、本格的にデビュー!

    By Shino Okamura

     ここ数年のジャズやヒップホップを含むブラック・ミュージックと、フォークやカントリー、あるいは中南米やアフリカ、中近東などで鳴らされるフォークロア音楽の、どちらからとも言えない自然な接近邂逅を目の当た

  • SERIES : 11 July 2017

    Mike Will Made-It

    BREAKDOWN THE POP
     ~時代を作るプロデューサーは誰だ?

    By Yuya Watanabe / Yuta Sakauchi / Daichi Yamamoto

     あらたなスーパー・プロデューサー時代の到来―そう、いまやプロデューサーとは従来の裏方的なイメージではないのだ。特に北米の音楽シーンを中心に、一曲に複数人のプロデューサーのクレジットが並び、「~~のシ

  • FEATURES : 06 July 2017

    Lorde

    フジロック前の徹底論考
    アーティストとして既に完成していた「Royals」から4年。ロードは如何にして更なる高みに到達したのか

    By Daichi Yamamoto

    2013年、ニュージーランドから現れたシンガーソングライター、ロードは16歳にして、デビュー・アルバム一枚だけによって、いや、デビュー・シングル一枚によって、既に完成していたように思えた。10代なりの

  • INTERVIEWS : 05 July 2017

    Thundercat

    サンダーキャット進化論ーー超絶技巧を持ったベーシストからトータリティのある表現者へ

    By Tetsuya Sakamoto

    確かにサンダーキャットは「俺にとってはベースが第一だ」と断言するように、ジャコ・パストリアスのように自分の音をひたすらに追い求めるベーシストである。彼の楽曲にみられるハーモニクス奏法を生かした繊細なメ

  • INTERVIEWS : 05 July 2017

    Joy Division / New Order

    マンチェスターで開催中の展示《True Faith》のキュレーターが語るジョイ・ディヴィジョン~ニュー・オーダーとアートの相対関係

    By Shino Okamura

     2005年からスタートして今年で12年、今年も英マンチェスターでは《Manchester International Festival》が開催されている(今年は6月29日~7月17日)。世界中のヴィ

  • INTERVIEWS : 04 July 2017

    空間現代

    《外》という身体の中で蠢く臓物/器官(organ)
    空間現代の新作公演「オルガン」とは何か?

    By Kota Takenaka

     昨年9月、バンド空間現代が東京から京都に拠点を移し、自らのスタジオ兼ライヴ・ハウス《外》をオープンした。 スタートから半年と少しが経った《外》では、彼ら自身の企画はもちろん、ラシャード・ベッカーやイ

  • FEATURES : 29 June 2017

    Jesse Kanda / Arca

    アルカ & ジェシー・カンダーー自己を剥き出しにするということ

    By Tetsuya Sakamoto

     クラブを寺院にみたてるーーこれは先日リキッドルームにて行われたジェシー・カンダのサウンド&アート・インスタレーションにおいて彼が掲げたコンセプトである。フロアの至る所にペットボトルに入れて咲かせた無

  • INTERVIEWS : 28 June 2017

    Fleet Foxes

    客観的真実はここにあるー フリート・フォクシーズが約6年ぶりに放つ崩壊と再生のテーゼ

    By Shino Okamura

     ロビン・ペックノールドは決してポップ・ミュージックの殉教者などではない。新作からの先行曲としていち早く発表されていた「Third Of May – Odaigahara」を繰り返し耳に入

  • INTERVIEWS : 28 June 2017

    Perfume Genius

    もう戻らない、もう悩まない。だからといって闇雲に先にも進まない。白でもない黒でもないことのマジカルなエネルギーがキラキラと、今、躍動する

    By Shino Okamura

     マイク・ハッドレアス、天晴れである。ソングライティングは昨年初夏あたりに開始、10月の僅か1ヶ月程度で録音を完了、今年の1月までにミックスやマスタリングまで終えたという短期間での作業の末に届いたパフ

  • FEATURES : 28 June 2017

    Aphex Twin

    過去を巻き込み、未来を切り開く作業の行方と真実ーー 来日直前に考える、挑戦が尽きないエイフェックス・ツインの現在があぶり出すものとは?

    By Shino Okamura / Tetsuya Sakamoto / Yuta Sakauchi

     我々はなぜ未だにエイフェックス・ツインに魅了され、翻弄されるのだろう。今も彼は伝説であり、神話なのか? あるいは未だに狂人なのか? 彼の最近のアルバムやEP、フランク・オーシャンの『Boys Don

  • INTERVIEWS : 28 June 2017

    Temples

    テンプルズ〜自己の解体、新たな構築を経て辿り着いたありのままの姿

    By Hiroko Aizawa

     2014年にデビュー・アルバム『サン・ストラクチャーズ』が発表されて以来、まるで60年代にタイムスリップしたかのような音と風貌から、当然のようにサイケデリック・ロック・バンド、ネオ・サイケなどと呼ば

  • FEATURES : 28 June 2017

    American Football

    モリッシーへのまなざし。18年目、アメリカン・フットボールの「ロック・バンド」としての再出発

    By Yasuyuki Ono

     6月6日、恵比寿リキッドルーム。6月7日、赤坂ブリッツ。アメリカン・フットボール来日公演の東京ツー・デイズは、待望のステージでした。両日とも、会場を埋め尽くしたオーディエンスの誰もが、ステージバック

  • INTERVIEWS : 28 June 2017

    Yousuke Yukimatsu

    行松陽介〜今日まで、そして現在、未来をも生きる男

    By Shinpei Horita

     “繊細さ”と“大胆さ”、“野蛮”と“知性”、“剛直”と“しなやかさ”……頭を振り乱し、鍛え抜かれた体をくねらせながらプレイする彼のそのDJを体験すると本来相反するそんな言葉がいつも頭に浮かぶ。しかも

  • INTERVIEWS : 28 June 2017

    Forest Swords

    自分本位になっている暇はないーーフォレスト・ソーズにとってのサンプリング、そしてコミュニケーションのあり方

    By Tetsuya Sakamoto

     フォレスト・ソーズことマシュー・バーンズは今、他者とのコミュニケーションを欲している。確かに2013年にリリースされた前作『エングレイヴィングス』はその名の通り音響彫刻のようで、素晴らしい作品だった

  • FEATURES : 28 June 2017

    Slowdive

    スロウダイヴ、拡散し続ける、メロディと音響の哲学

    By Nami Igusa

     確かに、初めはシューゲイザーのパイオニアの一つとして手に取った記憶はある。しかし何を隠そう、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン『ラヴレス』、そしてこのスロウダイヴの『ジャスト・フォー・ア・デイ』と“同

  • INTERVIEWS : 28 June 2017

    Ásgeir

    アウスゲイルの音楽の本質は本当にメロディなのか?

    By Tetsuya Sakamoto

     アウスゲイルの生み出す音楽の本質はメロディにあるのではない。そのサウンド・プロダクションにあるーー彼の3年ぶりとなるセカンド・アルバム『アフターグロウ』を聴いた今、私はそう断言したい。世界中で話題を

  • INTERVIEWS : 28 June 2017

    Formation

    フォーメーション ~ラップ時代を生きるバンドの越境

    By Daichi Yamamoto

     ギター・ロックの不況が続いて久しい英国では年を重ねるごとに若いバンドが成功を果たすハードルは上がっている。グライムやヒップホップが再燃しつつあるいま、インディー・バンドのシングルがラジオのプレイリス