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ボン・イヴェールはどこを目指すのか?
新曲2曲にみるコミュニティ・ミュージックという理想主義

07 June 2019 | By Tsuyoshi Kizu / Shino Okamura

今月頭にボン・イヴェールの新曲が2曲発表された。「Hey, Ma」と「U(Man Like)」。現地時間6月2日にロンドンのヴィクトリア・パークで開催された《All Points East London》でのパフォーマンスの最後に映像でまず公開し、その後PVとサブスクリプション・サービスによって正式に発表したという流れだ。同時に、《iCOMMAi.com》なる新たなサイトが開設され、そこでは次のアルバムのヒントとも受け取れるような画像や写真、クレジットがコンスタントに更新されている。ジャスティン・ヴァーノン自身はアーティスト集団とも言える《PEOPLE》を創設したり、そこから派生したザ・ナショナルのアーロン・デスナーとのビッグ・レッド・マシーンで作品を出したり……と間断なく活動しているが、ボン・イヴェールの目下の最新作『22, A Million』のリリースは2016年……もう3年前になる。この2曲は遠からぬうちに新作が届くサインなのか、それとも……? そこで、木津毅と岡村詩野によるボン・イヴェールの新曲をめぐる対談を緊急企画。近年のジャスティン・ヴァーノンの行動なども踏まえて未来を占ってみた。

対談:木津毅 × 岡村詩野

岡村詩野(以下、O):木津くんは今回のボン・イヴェールの2曲の新曲を単純に最初どのように受け止めました?

木津毅(以下、K):「Hey, Ma」のほうはライヴですでに披露してましたよね。ネットに出回ってた状態の音源を断片的に聴いただけでも、素直にボン・イヴェールらしいいい曲だな~とは思ってましたよ。で、今回、あらためて正式な音源で聴いてみて、正直、大きな驚きはなかったんですよ。

O:そうですね。『22, A Million』のときのような仰天するような感じ、というか、とにかく新しいことに踏み込もうとするような、トライしようとした跡、みたいなのは第一印象としては私もそれほどなかったかな。でも、じゃあ、だからって駄作かといえば全然そうじゃなくて。むしろ、ソングライターとしてのジャスティンの素地みたいなものが出た良い曲だな、と。

K:『22, A Million』のときは、『Bon Iver, Bon Iver』がグラミーに象徴されるような権威的な磁場からも評価されてしまったことの反動が大きかったと思うんですよ。だから、冒険的なプロダクションを強調する2曲――「22(OVER S∞∞N)」と「10 d E A T h b R E a s T ⚄ ⚄」をはじめに発表したと思うんですけど。ただ、今回の2曲はもっと『22~』以降からの連続性を感じさせるものになっていて、とくにビッグ・レッド・マシーンと近い音になっているかと。

O:ビッグ・レッド・マシーン……ザ・ナショナルのアーロン・デスナーとジャスティンのユニットですね。では、木津くんは、なぜ『22〜』からの連続性を感じさせるものになった、と思いますか?

K:シンプルに、『22~』での方向性が手ごたえがあったんじゃないでしょうか。僕は『22~』で、ジャスティン・ヴァーノンがずっと志してきたコミュニティ・ミュージックとしてのあり方が結実した部分があると思うんですね。その後アーロンとコレクティヴ《PEOPLE》を作りますが、そもそもジャスティンはずっとそういうことをやろうとし続けてきた。だから、『22~』以降は反動的に作るよりも、より発展的な方向に進んだんじゃないかなと感じます。

O:まさに、《PEOPLE》の存在…というか貢献の大きさがあると思うんですね。友達、仲間内でアイデアを出し合って作品を完成させていくという発想からビッグ・レッド・マシーンが誕生したと思うし、それはまさにコミュニティ・ミュージックという在り方を、ジャスティンだけじゃなくアーロンや他の仲間たちと一緒に提唱しようとしたその結果だった。そういうコミュニティ・ミュージックの在り方は、ある意味で、各々が活動する日常的、常態的、もっと言ってしまえば平凡な制作環境とは対照的だと思うんです。だから意識的にそうした制作スタイルを目指したのかなあと思いますね。

K:ええ。ダーティ・プロジェクターズにしてもヴァンパイア・ウィークエンドにしても、核となる人物がいて、たくさんのひととコラボレーションを重ねて作るスタイルが最近は多いですよね。これはメインストリームのラップやR&Bの制作スタイルにも似ているとよく言われていますが、それはたしかにそうだと思います。ただ、ボン・イヴェールの場合はもっと社会的なアングルが入ってると思うんです。いま、民主的な文化のシェアはどういうことか、という。……ただこの辺りの話はちょっと重くなるので、先に具体的に楽曲を見ていきましょうか。まず「Hey, Ma」ですが、プロデューサーが引き続きBJバートン、ストリングスにロブ・ムースとお馴染みのメンバーが入ってますね。

O:今回の新曲2曲のうちの1曲の方にその“お馴染みのメンバー”がしっかり入っていることが割と私は重要だと思ってて。継続した仲間との連携を大事にする姿勢が現れているように感じました。これはまさに《PEOPLE》以降の連携ありきの方向をそのまま継続しているようにも思えましたし。

K:なるほど。たしかに、ジャスティンはボン・イヴェール周りのメンツのことを「家族」なんて風にいまは言ってます。実際、『22~』からの連続性を強く感じるのはこちらですよね。ノイズや声の加工、デジタルと生音の混淆を丹念に折り重ねるプロダクション。BJバートンは昨年、Lowの『Double Negative』でも素晴らしい仕事をしていましたけど、その手触りを感じます。

O:実際のところはわからないですけど、タイトルの「Hey, Ma」というのも、意味合いとしては、割とカジュアルに「よう!」みたいな呼びかけじゃないですか。実際の歌詞の内容はともかく。『22〜』以降の作風、制作スタイルがジャスティンにとっても日常的、というか一つのリラックスして挑めるスタイルになったことを象徴しているような気もして……って強引な解釈ですかね?(笑)

K:いや、わかりますよ。これまでのボン・イヴェール的イディオムをリラックスして発揮してますよね。で、「U (Man Like)」なんですが、こちらは何と言ってもブルース・ホーンズビー! が参加してますし、モーゼズ・サムニー、ワイ・オークのジェン・ワズナーらもいます。こちらもロブ・ムースがストリングス、そしてザ・ナショナルのブライス・デスナーがコーラスと。

O:こっちの方が一聴してオーセンティックなバラードとしても聴けますしね。でも、こっちにはソングライティングにもブルース・ホーンズビーが関わっているように新しい人脈が合流している。ロブ・ムースはどちらにも関わっているのに全く違うストリング・アレンジを提供していますよね。しかも、私はこの「U(Man Like)」の方にフレッシュな新しさと共に、彼のルーツでもあるゴスペルへのさらなる踏み込みを感じたんですね。

K:僕は本当に正直に言うと、今回の2曲だとこちらの「U (Man Like)」のほうが断然好きです。

O:私もそうなんです!

K:それは、よりコミュニティ・ミュージックという側面が感じられるからです。岡村さんが言うゴスペルっていうのもそうですし、後半、ブルースとモーゼス・サムニーと女性陣が歌い継いでいく瞬間とかたまらないですね。ボン・イヴェールの音楽の精神性がすごくよく出てる。

O:本当にそうですね。ゴスペル・クワイアって大人数じゃないですか。それはある種のコミュニティ・ミュージックというか、大勢で力を貸し合う姿を象徴するものだと思うんですよ。で、《PEOPLE》の在り方はもちろんですけど、地元でフェスを開催するとか、ああいうアクションには一種の強い主張を感じるんです。世代、年齢、フィールド関係なく互いに理解を深めて連携していくことの主張。それが「U」の方にはより強く現れているかなと思います。「Hey, Ma」も「U(Man Like)」もタイトルには「You」が遠回しに入っている。なんにせよ相手と自分の距離を、呼びかけることによって縮めようとしている感じがしますね。

K:呼びかける……そうですね。《PEOPLE》については同名の音楽イヴェントも開催されていますが、その映像ですごく好きなのがあるんですよ。アカペラの合唱でボン・イヴェールの「Heavenly Father」をやってるんですが、これも精神的に完璧にゴスペルですね。

O:これは美しい瞬間ですね。

K:ブルース・ホーンズビーにしても今回突然登場したわけじゃなくて、ジャスティンが地元ウィスコンシンで開催しているフェス《Eaux Claires》に招聘していっしょにステージをやったり、彼の新作で共演していたりする。その続きですよね。ジャスティンはヴィンス・ステイプルズやチャンス・ザ・ラッパーのようないまのラップ勢と交流する傍ら、ジョン・プライン、スワンプ・ドッグといった超大御所を大復活させてますし。もう、去年のスワンプ・ドッグのアルバム最高でしたよね。なんてったってタイトルが『Love, Loss, and Auto-Tune』!

O:変声音楽というように言われたりもしてますが、そもそもその流れと可能性を広げたのがまさにスワンプ・ドッグの去年のあの最新作に参加していたジャスティンなわけで。しかもスワンプ・ドッグは南部で、ジョン・プラインは北部…イリノイ出身。主に60年代以降のアメリカの様々なルーツ・オリエンテッドな大衆音楽のレジェンドたちをしっかり俯瞰して、その上で自分たちと繋がっていこうとしている。そのディレクター的目線に感動します。

K:ええ、ええ。僕、ジャスティンがどういうことをやりたいのかはっきりわかったきっかけがあって、それは彼がブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマのアルバム『I’ll Find A Way』(2013年)をプロデュースしたときなんです。敬愛するルーツ音楽を、現代的な視座から語り直すこと。そのアルバムのメイキング動画が僕死ぬほど好きなんですけど――世代も土地も超えた音楽的な交流があって――、音楽が何のためにあるのか、という大きな問いに対するひとつの回答だとすら思います。

O:ブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマのクラレンス・ファウンテン、去年亡くなってますよね。それも何かきっかけになったのかな。彼ら、現役で活動するゴスペル・クァルテットとしては最高峰の一つじゃないですか。そんな彼らの重要オリジナル・メンバーが亡くなったことの痛みからくる改めての決意のようなものが今回の2曲に無意識に反映されているかもしれないなとも思いました。

K:だから、ボン・イヴェールは様々なジャンルをぶつけ合ったり混ぜ合ったりする音楽ですが、精神的な核はフォークとゴスペルだと思うんです。すごく公共性が高い。それを、いかにモダンな音として鳴らすか。僕はボン・イヴェールについてはそういう理解です。ジャスティンって岡村さんもご存じの通り超ナイス・ガイで、彼の愛されるキャラクターを通してコミュニティを築いてる感じがあります。政治家……って言うと語弊があるかもしれないですが、気のいい町長さんみたいな感じというか(笑)。

O:(笑)確かにヴォルケーノ・クワイアで来日した時の取材でも、思っていた以上に気のいい町長さん風情でしたよ。売れに売れ始めていた時だったから、「取材ではボン・イヴェールとしての質問やカニエ・ウエストのことは聞かないように!」とかって言われてたのに、いざ始まると全然ナーバスじゃなかった。むしろ、古くからの仲間と一緒にいることを心から楽しんでいたんですね。私、ちょっと強引なんですけど、もともとはゴスペルが根っこにあってフォークも好きで、もともかなりの黒人音楽指向だったけど、ノイズや現代音楽からの誘惑が入り込んできたためにそっちの音楽の音圧的な強度に引っ張られて、パンクのゴッドファーザー的に受け止められてしまうことになったルー・リードと、今木津くんが話してくれた観点におけるボン・イヴェールって、すごく近い感じがしてるんですよ。

K:出た、岡村さんのルー・リード(笑)! でも、それは面白い意見ですね。

O:ルー・リード馬鹿の一つ覚えです(笑)。でも、実は彼も原点がゴスペルだったりR&Bだったり、ドゥーワップだったりするんですよね。それを現代的な目線で上書きしようとしていたという姿勢はジャスティンにも受け継がれているのかも…と思って。ルー・リードもブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマのアルバムに関わってますし!

K:繋がった(笑)! 正直に言って、カニエ……にはいろいろ複雑な問題があるとは思うけど、少なくともエミネムとやったり『Creed Ⅱ』のサントラに参加したり、そういうジャスティンのメジャーなフィールドへの回路って、顔が一番売れてる自分がそうすることで資本を引っ張ってきて、地元やインディペンデントの仲間連中に還元してる感じがするんですよね。で、さらにどこに還元しているかといえば、いま名前が挙がったようなアメリカ音楽の豊饒な歴史だったりする。ジャスティンは民主党のバーニー・サンダース支持ですが、まさにサンダースが言う「民主社会主義」的な価値観――「豊かさ」をシェアする価値観――を、音楽文化でやろうとしていると僕は考えています。あながち妄想でもないと思うんですよね(笑)。

O:そうですね。闇雲に右じゃなく左であることを主張したり「富める者」を敵対する関係に置くようなスタンスではなく、自分が有名になっていくことで得られる自由の裾野をどのように広げていくのか?という考え方、現代的なリベラル思想だと思います。

K:それはいま、本当に重要なことですよね。ザ・ナショナルが最新作『I Am Easy To Find』でやっているのもまさにそこですしね。では、ここまで話してきたことを踏まえて、岡村さんはボン・イヴェールの展望にどのようなものを期待しますか? 《iCOMMAi》なるサイトも立ち上がっていて、アルバムが近いんじゃないかという噂もありますが。

O:《iCOMMAi》は開設してから割とコンスタントに更新されてますよね。説明がほとんどない、写真や画像を中心とした、なかなかに妄想させるサイトですけど……どうなんでしょうね、とりあえずツアーも発表されているので、このあとすぐにアルバムが出るかどうかは……。とか言ってて、実はもう完成してたりして。でも、このツアーのラインナップがまたいいですよね。インディゴ・ガールズに声をかけたっていうのに個人的にはグッときました。

K:インディゴ・ガールズはジャスティンが子どものころから好きだったひとたちですからね~。木津のジャスティン豆知識なんですが、胸にインディゴ・ガールズの歌詞(「Fugitive」)のタトゥーが入ってるんですよ! ……それはともかく、僕としては、今回の曲はアルバム収録ではなく、あくまで単発でもいいかなって気もします。なんだかんだ、もっと飛距離のあるものを僕はボン・イヴェールには期待してしまっているので。

O:インディゴ・ガールズがレズビアンであることは、何かジャスティンの思想的に関係があると思いますか?

K:ジャスティンっていかにもアメリカンな髭面の兄ちゃんですが、ジェンダー観はしっかりモダンだから、その辺りは関係しているかもしれない。#MeToo以前からジェンダー・イクオリティ・キャンペーンをツアーでやってましたしね。彼のキャラクター自体は男性的だけど、ボン・イヴェールの表現自体はけっしてマッチョなものではない。

O:では、木津くんが言うところの「飛距離のあるもの」とは、例えばどういうものであってほしいと考えてますか? いずれはウィスコンシン州の知事に立候補するみたいなこともあるかもしれないですが(笑)、それはさておき、今の音楽家としてのジャスティンに最も期待できるその「飛距離」ってどういうものでしょう。

K:ジャスティンが立候補したら僕はウィスコンシンに引っ越します(笑)。ともあれ、難しいですけど、今日『22~』をあらためて聴いていたら、やっぱりテンションがすごいんですよね。コミューナルだけど、同時にどこか混乱してたり張りつめていたりする。ビッグ・レッド・マシーンのアルバムもすごく良かったですけど、その緊張感みたいなものはちょっと後退したと思ったんですよ。だからボン・イヴェールでは、ジャスティンがガツンとリーダーシップ取って、想像の上を行くようなチャレンジングな音の更新をやってほしいとは思ってます。

O:まあ、簡単に想像できちゃったら「飛距離」のあるものにならないですしね(笑)。

K:ボンヤリした表現でしか言えないのが歯がゆいですが(笑)。でも、ボン・イヴェールはこれまでアルバムごとにそれくらいの進化をしてきましたからね。

O:その「飛距離」……「跳躍力」みたいなものを、私はスフィアン・スティーヴンスにも求めてしまうんですよね。先ごろ公開された新曲には確かに魅せられたし、私はスフィアンに一つも裏切られたことがないと思い込む、ただの妄信的ファンでしかないんですけど(笑)、あの新曲も基本的には肯定なんです。でも、時間が経ってくると、つい欲深なもんで「もっともっと!」という思いも出てきちゃった。もちろん日々愛聴はしているんですけど!

K:わかりますよ。もちろんいい曲だし、LGBTQに捧げているところも含めて素晴らしいと思いますけど、どちらかと言うとこれまでのサウンド・シグネチャーで綺麗にまとめた感じですもんね。

O:ただ、ボン・イヴェールの新曲もこうして出たタイミングで一つ改めて確信したのは、ジャスティンの表現の方向と、スフィアンの方向とは正反対になってきたなということなんです。もちろんどちらもどんどん深化しているんですけど、スフィアンはひたすらストイックでわびさびの世界になってきた。とは言いつつも、やっぱり話題の映画のサントラに参加しているし、アカデミー賞でグッチを着て登場するような華やかな感覚も持ち合わせていて、ジャスティンと同じようにインディー・ヒーローの枠から出ることで、足元への“還元”もしていますよね。

K:ジャスティンはスフィアンとの対比で言うと、個人の表現がどこまでも公に向かっていくタイプですよね。だから、コミュニティ・ミュージックを作るという理想主義は保ちつつも、次作ではアーティスト・エゴみたいなものがドロッと発揮されるものを僕は期待しますね。わがままですが、ジャスティンにはそれぐらいやってほしい!

O:コミュニティ・ミュージックでありつつ、エゴも発揮する……なかなかハードル高そうだけど、最終的に求めるのはそういうところかもしれないですね。ボン・イヴェールの未来については、私は…まあ、木津くんもそうだけど東京ではない地方住みなので、ウィスコンシンでのコミュニティや《PEOPLE》の在り方を大事にしていってほしいという思いはすごくあるけど、それで終わっちゃうような人じゃないだろうなとも思うんです。ただ、彼の作る曲は基本的に歌のあるポップ・ミュージックのフォルムの中にあって、素直に聴き手の情感に訴えるようなメロディが魅力でもあるわけだから……だから、次の展開は……本当に読めない!(笑)

K:身も蓋もない結論(笑)。でもたしかに、その通りですね。ただコミュニティ・ミュージックということも含めて、2020年代の理想主義を予感させるものではあるので、それをしっかり見据えて頑張ってほしいです。あと、来日切望ですね! 日本では『22~』の曲もまだ観れてないですから! 

O:ボン・イヴェールとザ・ナショナルのホットラインや、スリーター・キニーの新曲をセイント・ヴィンセントがプロデュースしていて、そのPVをミランダ・ジュライが手がけていたり……と、インディーに限ったことじゃないかもしれないですけど、また草の根的に繋がっていく面白さが伝わるようになってきたのも私は嬉しいです。単純にワクワクしますね。

■iCOMMAi.com
http://icommai.com/

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Text By Tsuyoshi KizuShino Okamura

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