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ポップ・シーンをオルタナティヴな表現でハックするNewJeansと
奇才ディレクター、ミン・ヒジン

16 August 2023 | By hiwatt

2020年代に入り、メインストリームの音楽市場は完全にアメリカからグローバルへと開かれた。2012年、PSYの「江南スタイル」がYouTube経由で世界的ヒット。同時期に、ダディー・ヤンキーを筆頭にグローバルでのレゲトン・ムーヴメントが始まり、「外国語」のポップスを世界が許容し始めた。グローバル化以降のK-POPに限って言えば、フックありきのソングライティングがメソッド化し、「インダストリー・プラント」となった10年間であったが、BTSは今や世界最大のボーイ・バンドとなり、BLACKPINKはコーチェラのヘッドライナーを務めるなど、国家戦略としても促進されてきたこのカルチャーは、大成功と言える形で一つの周期が終わりを迎えたと言っていいだろう。

そんな中、2022年7月にNewJeansは「Attention」のMVと共に文字通り彗星の如くデビュー。BTSも所属する、韓国最大手のレコード会社《HYBE》の新レーベル《ADOR》から新たなグループのデビューということもあり、瞬く間に注目を集めた。7000万を超える登録者を誇る《HYBE》のYouTubeチャンネルのブランド力と、バズを生むエコシステムがこの異常な初速の最大の要因だろう。

成り立ちやメンバーに関してはあらゆるメディアで紹介されているので省くが、Y2Kリバイバルの気運も手伝い、TLCやSPEED、スパイス・ガールズを思い起こさせる90’s R&Bサウンドとルックで話題を呼んだ。その翌月、デビューEP『New Jeans』をリリースしたが、この10年で固着したK-POPのスタイルからソフトランディングするかのように、旧態依然としたスタイルの名残はあるものの、明確に新たな何かを持って現れた。

従来のK-POPは、長い練習生期間を経てプログレッシヴな歌唱とダンスを体得し、ガールズ・グループに限って言えばディーヴァ然としたメンバーをリード・ヴォーカルに据え、ラップを交えつつ、一糸乱れぬダンス・パフォーマンスを披露する。それも一種のアートフォームではあるが、NewJeansのディレクターであるミン・ヒジンは「OMG」リリース後の韓国メディアでのインタヴューにて、その様式を肯定しつつも自身の好みではないと断言している。このインタヴューではNewJeansの音楽やMV、アート・ディレクションの全てを語っているので、このプロジェクトのフィロソフィーを知るには必読だ。

 「個人的には、K-POPの一般的なメロディやボーカルスタイルはあまり好きではありません。必然的に入る高音パート、不自然に挿入される拙いラップ、どのグループも同じように聞こえる。もちろん、このスタイルを楽しむ人たちを尊重します。しかし、私はこのような要素が好きではないし、そのような要素のない音楽が存在できる世界を望んでいました。だから、細部までコントロールするために、全体のプロデュースを主導するようになりました」

全てをコントロールするのならば、彼女が独立した事務所を立ち上げることもできたのだろうが、なぜ韓国最大手の《HYBE》発なのか。なぜ巨大グローバル企業と立て続けにタイアップし、露骨かつ巧みなプロダクト・プレイスメントを用いて表現するのか。NewJeansは、メンバー5人が大前提のグループではあるが、それと同時に奇才ディレクター、ミン・ヒジンによる、世界規模のファンダムを持つK-POPというカルチャーをハックし、オルタナティヴな表現で世界のポップシーンまでをも塗り替える壮大なプロジェクトという側面がある。度々、プロモーショナブルな表現が議論を呼ぶが、最大限の加速が必要な今、利用できるものは全てかっこいい方法で利用してしまおうという姿勢は、個人的には好意的に受け止めている。

先のインタヴューで、ミン・ヒジンが楽曲のプロデューサー/ソングライターのオーガナイズ、トラックの選別やミックス/マスタリングに至るまで関与していると語っているが、そんな彼女の音楽への造詣について迫っていく。まず、彼女の摂取する音楽はあからさまなほどにアート志向だ。インスタグラムのストーリーズにて、彼女が聴いている音楽を投稿することがあり、それらがハイライトにまとめられている。往年の名曲もあれば、近年のハイブロウなポップスやインディ・ミュージック、アブストラクト・ヒップホップ、オブスキュアなジャズやソウル、所謂ワールド・ミュージック的なポップスに、日本や韓国の隠れた名曲までとにかく幅広い。だからこそあらゆる音楽に抵抗が無く、トレンドになる前のビートであったり、エッジィなトラック、それらを作り出せるアーティストへのアンテナを持ち合わせているわけだ。

また、彼女は「Ditto」がリリースされたタイミングでそれまでのインスタグラムの投稿を全て削除してしまったのだが、削除前にメン・アイ・トラストの「Numb」がお気に入りだと投稿していた。この曲は、NewJeansのサウンドの根幹を担うプロデューサーの250(イオゴン)も、以前《Sound Of Life》の企画で彼のインスピレーションとなった楽曲のプレイリストにて、同曲をセレクトしている。この曲のようなベッドルーム・ポップ的アティチュードは、ファーストEPに強い影響を及ぼしているが、中でもキッチュなシンセ・サウンドやミニマルなトラック構成はファーストEPの中でも「Hurt」に色濃く反映されている。NewJeansの表現には度々ベッドルームへの眼差しを感じさせるものがあるが、未完成なティーンのグループと、所謂インディ精神やアマチュアリズムが象徴されるようなサウンドを掛け合わせることで、ギャップを無くす効果があると同時に、ケミストリーが生まれやすい状態を用意したと言える。

最近のインタヴューで、メンバーのダニエルが自身が完璧でないと失望していたデビュー前のことを回顧し、その時にミン・ヒジンにかけられた言葉を紹介している。

「NewJeansは完璧な状態で始まるグループじゃない。NewJeansはファンの皆さんと一緒に成長し、一緒に夢を見るグループになるの」

あらゆるアーティストやバンドもそうだったように、キャリア初期の作品は絶対にそのタイミングにしか作れず、キャリアを経ると二度とそのバイブスは出せない。この言葉からも分かるように、ミン・ヒジンは今のNewJeansにしかできない「不完全の美学」を提示している。だからこそ、今のNewJeansを目撃することは大きな意味を持つのだ。

NewJeansの音楽をクリエイトする韓国と北欧の音楽家



ファーストEPでK-POPシステムの脱構築の第一歩としてソフトランディングを果たしたわけだが、その年の末にリリースされた楽曲「Ditto」は完全に革命の狼煙であり、明確なゲームチェンジャーの登場であり、今後このグループがインディ・シーンやクラブ・シーンなど、少数派音楽コミュニティにとっても救世主となると確信させた。この曲のプロデューサーは、ファーストEPでも中心となった250だが、彼は自身の作品『PPONG』でも聴けるようなポンチャックとは別に、クラブ・ミュージックへの造詣も非常に深い。2022年の一大トピックとしてジャージー・クラブのメインストリーム化があったが、250はジャージー・クラブではなく、その先祖で現在アンダーグラウンドで人気が再燃するボルチモア・クラブのビートを「Ditto」に持ち込んだ。彼が影響を公言するディプロの『Hollertronix』での仕事や、00年代のボルチモア・クラブのビートを、現代にフィットする音像にソフィスティケートさせたが、その衝撃は凄まじいものだった。また、下降クリシェが印象的な美麗なメロディと、そのメロディを乗せたシマーなシンセ・サウンドも注目に値する。そんな構成要素の少ないミニマルなトラックに乗せるヴォーカルのスタイルも重要で、前述のミン・ヒジンの発言にあったような旧態依然としたヴォーカル・プロダクションを排し、ビリー・アイリッシュ以降とも言える、声を張らない歌唱が新鮮であった。これは最新作においても重要なマテリアルだ。また、この曲はクラブ・シーンにも即座にフィットし、あらゆるパーティーでプレイされている。ここまでもが作り手側の思惑通りだろう。

「Ditto」を含む、NewJeansの4曲を作曲しているYlva Dimbergは、ミン・ヒジンが《SMエンターテイメント》(以下、SM)のアート・ディレクターを務めていた頃に担当していた、Red Velvetの多くの楽曲も作曲している。Dimbergとはその縁での起用だと思われるが、K-POP全般においても多くのスウェーデン人ソングライターが作曲を担っている(出典:https://courrier.jp/news/archives/277420/)。それは、K-POPと同じように国家戦略としてスウェディッシュ・ポップを推し進め、古くはABBAであったり、2000年代以降ではマックス・マーティンや、アヴィーチー、スウェディッシュ・ハウス・マフィアのような才能を輩出した、ポップ生産国としての信頼性と共通点があるからだろう。今年、NewJeans以上の世界的ブレイクを果たしたK-POPグループ、FIFTY FIFTYの「Cupid」もスウェーデン人ソングライターによるもので、Y2Kムーヴメントに辟易としてきたタイミングで、カーディガンズを思い起こさせる楽曲がヒットしたのは頷ける。

また、ここまでNewJeansの殆どの楽曲のトラックメイクを担ってきた、250とFRNK(XXX)の2人もミン・ヒジンが《SM》に所属していた時代からの縁だ。

それは2015年まで遡り、ミン・ヒジンがアートディレクションを担当していたガールズ・グループ、f(x)によるK-POP史上でも屈指の名曲「4 Walls」のリミックスを、2人が担当したことがキッカケである。原曲はビートの入り混じる複雑でユーモラスな楽曲だが、250はダブステップに、FRNKがフューチャーベースにと完膚なきまでにアレンジしており、いずれも今聴いても興味深い。このリミックスは、f(x)のアートエキシビジョンを2人が所属しているアート・コレクティヴ、BANA(Beasts And Natives Alike)が担当することになったことがそもそもの始まりだが、BANAのファウンダーが《SM》のA&Rであったこともあるものの、ミン・ヒジンの審美眼が彼らを見抜いたのだろう。2人のプロデューサーとしての成長と、この一大プロジェクトを任せられるまでの信頼関係もNewJeansのクリエイティヴにおいて重要だ。

「OMG」とコカコーラのキャンペーンソング2曲を経て、世界中のファンがNewJeansのセカンド・カミングを待望している中、セカンドEPのティーザーで収録曲「ASAP」のスニペットが公開されると同時に、同曲のクレジットがネット上でリークされた。そこにエリカ・ド・カシエールとスメーツの2組の名前があったのだ。先述の通り、K-POPにはスウェーデンのソングライターの文脈があるが、セオリーをハズしたデンマークを拠点とする2組の起用に驚いた。公私で交流のある2組であるが、ド・カシエールは《4AD》、スメーツは《XL》という名門インディー・レーベルに所属しており、両者共に個人のアーティストとしても非常に評価が高い。また、もう1人のデンマーク人ソングライター、Fine Glindvad Jensenも2組と交流のあるアーティストで、ソロとChinahというバンドでも活動しており、トゥー・シェルの「home」にもヴォーカルで客演している。ここに目をつけて招聘してしまうのがあっぱれだが、蓋を開ければ今作に最も関与しているのはド・カシエールであり、作品を聴いてその明確な起用意図に唸らされた。

今作は2ステップ、UKガラージ、ジャージー・クラブ、ボルチモア・クラブといったトレンドのビートが混在し、その上に90’s R&Bが合わさるような曲が主体となっているが、まずド・カシエールのキャリアの始まりである2017年のDJ Centralとのコラボ・シングル「Drive」がまさにガラージとアンビエントR&Bが合わさった楽曲である。この曲は《Resident Adviser》でもレコメンドされるなど、界隈で大きな話題となった。その後、Centralとその弟のDJ Sportsのバックアップの下、ファースト・アルバム『Essentials』をセルフリリースするのだが、DIYな質感のベッドルームに向けた90’s R&Bが評価された。そして、《4AD》とのディールを勝ち取り、セカンド・アルバム『Sensational』をリリースし、デュア・リパやブラッド・オレンジともコラボも果たした。去年には、ムラ・マサの最新作『demon time』に収録の「e-motions」を共作したが、UKガラージとド・カシエールのメロディセンスが見事に合致した一曲であった。このように、彼女の道程を鑑みると、エリカ・ド・カシエールの音楽とNewJeansの音楽には呼応するものがある。

セカンドEP『Get Up』は革命の第一章



《GQ》による、NewJeansについてのド・カシエールにインタヴュー記事(一読必須)にて、NewJeansのプロジェクト・チームのソングライター/プロデューサーのリクルート方法や、セカンドEP 『Get Up』の音楽を紐解く上で有益な情報があるので、その内容を絡めながら最新作をレヴューしていく。

今作のオープニングを飾る「New Jeans」は、ド・カシエールの記名性のあるメロディとハープのサンプルが印象的で、「e-motions」からの地続き感があるが、UKガラージとジャージー・クラブがビートスイッチする突飛な構成のトラック。ド・カシエールはこの曲において、同郷のポップ・ユニット、アクアの「Barbie Girl」を参照したそうだが、チャートでは映画『バービー』のサントラとNewJeansが競り合っているのだから皮肉なものだ。アウトキャストの引用も含まれる、「NewJeans」というペルソナをメタ的に言及したリリックだが、そんな意図を孕んだグループ名を冠した楽曲を、最初のEPではなく本作の1曲目に持ってきたということで、ここからが本当の始まりという示唆にも捉えられる。 続いて、00年代のゲーム音楽(特にレースゲーム)を思い起こさせる旋律から始まる「Super Shy」。BPM150の疾走感のあるジャングル・ビートがさらにそのイメージを強める。《PC Music》以降の趣もあり、シンセ・サウンドにはヴィーガンの影もちらつく(トラックのレコーディング時にNY在住のプロデューサー、Frankie Scocaはヴィーガンのパーカーを着ていた)が、現在注目を集めるNYCガラージ/Eldiaシーンにも通ずるものがある。その証拠に、シーンの顔役であるSwami Soundとgum.mp3もリアクションしているが、ザ・ウィークエンドやグライムスまでもがこの曲を賞讃しており、そのレンジの広さがNewJeansのポップ・シーンにおける特異性を物語っている。

そして、250とYlva Dimbergの名コンビが手がけた「ETA」はエアホーンが鳴りまくり、「Ditto」よりもボルチモア・クラブの生々しいバイブスが顕在化。

《Apple》とのタイアップ効果もあるが、ヒップなクラブ・ミュージックがベースにあるのにも関わらず、体感では作品の中で最も人気が高い。寧ろ、リリース前のライブで初披露された段階から、この曲のファンダムで好評だった。ファーストEPから「Ditto」へと徐々に浸透させてきたものを見事に結実させているのだから、このチームは恐ろしい。また、この曲はビヨンセの最新ツアーのボストン公演で、オープニングDJを務めたDJ br0nz3_g0dd3ssがプレイしたことが話題となったが、クィア・パーティーにも受け入れられたのだからもう向かう所敵なしだ。

4曲目の「Cool With You」が私の一番のお気に入りだ。最もド・カシエールらしいメロディとソングライティングが詰まった一曲であり、オーセンティックなUKガラージと柔和な質感のサブベースのギャップがNewJeansらしさをうまく表現している。ド・カシエールはこのグループへの作詞作曲にあたり、「大人っぽくなり過ぎない」ように意識したという。彼女は「大人の女性」として、ブリトニー・スピアーズやジャスティン・ビーバーのような思いをさせない、安全な場所を作りたいという意図を込めたそうだが、それはこの曲に最も表れている。それに加え、個人的に注目したポイントはセカンド・ヴァースのミンジによるラップだ。彼女は比較的声が低く、少しスモーキーな声質で、パク・へジンのような力の抜けたフロウが合うのではと思っていたが、事実として素晴らしいものであった。これは従来のガール・クラッシュ的価値観のK-POPには少なかったもので、グループの新たな武器になり得るだろう。

続くタイトル曲である「Get Up」は、250とオーストリアの女性ヒップホップ/R&Bデュオのfreekind.によるプロデュース。36秒のインタールード的楽曲だが、ダウンテンポの要素を感じる叙情的なR&B。ミン・ヒジンのアブストラクト・ヒップホップ趣味によるものかと憶測してしまうが、このグループとトリップ・ホップとの相性はかなり良さそうだとも思う。それこそスメーツの得意分野でもある。

この作品を締めくくるのは、最初のティーザーで公開されていた「ASAP」。スニペットを聴いた時には予想もできなかったアクロバティックな構成のトラックで、奇妙な和声進行や、グリッチサウンドにスメーツのアヴァンギャルドなアプローチを感じるが、繰り返し聴かなければはっきりと全体像が掴めなかった。それもそのはずで、この曲はデンマーク作家陣がアイデアを放り込みまくり、採用されることはないだろうと思っていた楽曲だという。時計の音と、このグループのモチーフであるうさぎが「不思議の国のアリス」を連想させるが、MVにもその世界観は反映されており、ミン・ヒジンがRed Velvetから繰り返し引用してきたソフィア・コッポラの『ヴァージン・スーサイズ』的ルックと、コラージュを多用する手法が用いられている。音楽とMVも含め、まさにミン・ヒジンのやりたかったことを詰め込んだ楽曲だが、作品の最後に持ってきたことにより、この曲で彼女の最大の意匠をやりきりたかったようにも思える。

このセカンドEPのセールスは絶好調で、ビルボードのグローバル・アルバム・チャートで首位を獲得し、グローバル楽曲チャートで複数の楽曲がトップ10にランクインと、デビュー1年で頂点を取ってしまった。

先日シカゴで行われた《Lollapalooza 2023》でも、初めてのアメリカ公演で地平線まで続くほどの群衆を前にしても、このティーンのグループは堂々たるパフォーマンスを披露した。同日のヘッドライナーであるビリー・アイリッシュのファンたちをも巻き込んでいたのが興味深い。また、セカンドEP以前の楽曲をバンドセットで披露したのだが、「Cookie」をYouTubeに数多く投稿されているファンメイドのアレンジで演奏しており、ミン・ヒジンの「ファンと共に成長する」というフィロソフィが体現されていたのが印象的だった。メインストリームからアンダーグラウンドまでをも虜にしているNewJeansだが、彼女たちの本質が明らかになるのはこれからだ。

先述のド・カシエールのインタビューにて、リクルートされた時にNewJeans側に問われたことが「K-POPを聴いたことがありますか?」だったという。彼女は正直に「聴いたことがない」と答えると、「よかった、フレッシュなものを求めていたんだ」と返ってきたそう。また、ド・カシエールは自分たちが作ったトラックを所謂K-POP風に仕上げられるのだろうと思っていたら、ほとんどイジられなかったことに驚いたという。

作家のクリエイティヴが尊重されることが周知され、名実共にメガクラスのポップ・アクトになった今、このプロジェクトのオファーを断るミュージシャンは少ないだろう。また、これまでほとんどの楽曲でメンバーが作詞に関わり、「Super Shy」ではダニエルが作曲にクレジットされているが、メンバーのクリエイティヴを閉じていないことも、これからが楽しみなポイントである。

時期尚早という人もいるかもしれないが、NewJeansはビヨンセにも劣らないほど、あらゆる方面のハブとしてブランドを確立する可能性がある。これから「あの頃のNewJeansが良かった」という言葉がごまんと浴びせられるだろうが、この先鋭的かつウェルメイドなクリエイティヴを失わず、更に前へと突っ切って欲しい。彼女たちの見せる未来は明るい。(hiwatt)

Text By hiwatt

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