INTERVIEWS : 07 April 2018

Charlotte Gainsbourg

Charlotte Gainsbourg Speaks Serge and Jane, Anguish And Ahallenge As A Musician

By Shino Okamura

INTERVIEWS : 07 April 2018

Charlotte Gainsbourg

Charlotte Gainsbourg Speaks Serge and Jane, Anguish And Ahallenge As A Musician

By Shino Okamura

来日ツアー目前!
シャルロット・ゲンズブールが語るセルジュとジェーン、音楽家としての苦悩と挑戦

東京 2018/4/9(月) 六本木EXシアター、大阪 2018/4/10(火) IMPホールにて公演開催!

ブラッド・オレンジのデヴ・ハインズが出演するPV「Deadly Valentine」

シャルロット・ゲンズブールと音楽との関係を探っていく中で思い出すのは、ボブ・ディランの恋人役を演じていた映画『I’m Not There』(2007年)だ。6名の俳優たちがディランの半生を描いたユニークな作品だが、そこでアルバム『The Freewheelin’』(1963年)のジャケットさながらにディラン役のヒース・レジャーと腕を組んで歩くシャルロットを見て、そして、キャレキシコとデュエットした「Just Like A Woman」(同名サントラに収録)で丹念に言葉をメロディに乗せる様子を聴いて、世が世ならビートニク詩人にも、パティ・スミスのようなポエトリー・リーディングのパフォーマーにもなりえた、“言葉の人”としての遺伝子を持っているのではないかと感じたのである。

しかしそれでもセルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの娘、という事実が彼女にはつきまとう。偉大なる両親の影響をかいくぐるかのように、英語で歌うことにとらわれ、自分の言葉で綴ることを恐れ、ベックやジャーヴィス・コッカー、エールといった優れたクリエイターたちからのラブ・コールを受けるがまま、自身が素材になってきた。だが、今の彼女はそうした地平にはもはやいない。自ら言葉に向き合い、フランス語で綴る。両親の作品と比べられてもいい、これが自分なんだから、と。そうやって解放された姿をそのまま投影した作品が昨2017年に発表された『Rest』である。

プロデューサーはセバスチャン。ジャスティスを送り出したフレンチ・エレクトロ・シーンを支えるレーベル=Ed Banger Recordsからデビュー・アルバム『Total』を2011年に発表し、日本でもその年の《サマーソニック》に出演するなど人気を集めるプロデューサー、コンポーザー、DJだ。ダフト・パンクのギ=マニュエル・ド・オメン=クリスト、アーケイド・ファイアのストリングス・アレンジ担当メンバーでもあるオーウェン・パレット、長く一緒に作業もしてきたニュージーランドのシンガー・ソングライターのコナン・モカシン、フランスで人気を集めるバンド=ポニー・ホークスのヴィンセント・タイガーらがサポート参加し、あのポール・マッカートニーからの提供曲まであるそんな『Rest』というアルバムは、結果としてベックがプロデュースした前作『IRM』よりは、本人曰く「ダンス・フロアを意識したような」作品になってはいる。加えて「ピンク・フロイドが好きな自分の指向も少しは出た」部分もあるかもしれない。だが、亡き義姉について綴った、その名も「ケイト」、父・セルジュとの永遠の別れに改めて向き合った「Lying With You」、自身のシャイな性格のことを告白した「I’m A Lie」、不安に苛まれていた幼少期の頃を思い出したかのような「Les Crocodiles」などを聴くと、詩人としての豊かな才能を何よりそこに感じ取ることができる。そう、家族という存在に向き合った時に初めて表出された“言葉の人”というアインデンティティが、そこに刻まれていることに驚かされるのである。

結果、『Rest』は世界中の多くの音楽誌、メディアから昨2017年度のベスト・アルバムの1枚に選出された。もちろんそこに至るまでの葛藤、きっかけを得るまでの道のりは一筋縄でいくものではなかっただろう。これは、そうした自身の葛藤について語ってくれた貴重なインタビューだ。昨年夏に母親であるジェーン・バーキンに伴って来日した時に筆者が対面取材した時のものだが、その時いち早く聴かせてもらっていた『Rest』についての話を展開する中で、彼女は両親からの多大な影響とそれをなかなか肯定できずにいた過去、詩人として一皮剥けたことについての心情を自ら吐露してくれた。

シャルロット・ゲンスブール、46歳。ジャパン・ツアー直前ということで、音楽家として新たなステージにあがろうとする彼女をぜひ感じてほしいと思う。(取材/文:岡村詩野 TOP写真:COLLIER SHORR)

――ライヴ・アルバム『Stage Whisper』(2011年)をリリースしたり、主演映画『Nymphomaniac』(2014年)のサントラでジミ・ヘンドリクスの「Hey Joe」をカヴァーしていたりと音楽にまつわる作業自体は折に触れてありましたが、フル・アルバムとしては今作『レスト』は『IRM』(2009年)以来約7年ぶりです。今回アルバムをイチから制作するにあたり、この長いスパンは割と必然だったのでしょうか?

シャルロット・ゲンズブール(以下、C):う~ん……いったん音楽活動を休憩していたという意識は自分の中ではあんまりなくって……仰るように音楽活動は断続的にやってはきていたの。スパンが短かったり長かったりするのは、本当にその時々の自分の生活がそのまま反映されるからだけだと思う。ただ、今回は確かに時間がかかっただけの理由……必然があった。一つには、自分でしっかり向き合って歌詞を書くという作業に挑んだということね。きっかけはコナン・モカシン(ニュージーランド出身のシンガー・ソングライター)と出会ったこと。彼のアドバイスを受けて、アトリエみたいなところで、歌詞を自分の力で書く新しい試みを始めたことが大きかったと言えるわ。今まで歌詞を自分で書くことから距離を置いていたから……気持ちを整えるのに時間が必要だった。そして、そのあと、セバスチャン……今回のアルバムのプロデュースをしてくれた彼と出会って、そこから今度はサウンドの方向性を一緒に考えていって……それで7年もの時間がかかってしまったの。

――前作でのベック、前々作でのジャーヴィス・コッカーなど、あなたの作品は、常に他者との出会いが大きな起点になっているわけですが、ただ、今回はコラボレーションで作業をするだけではなく、そこから自力で歌詞を書いてみるという大きな命題にたどり着いたことがこれまでにない大きな変化だったようですね。

C:ええ、その通り。サウンド・プロデュースに関しては……こればかりは私一人ではできないこと(笑)。もちろん、誰でもいいわけじゃなくて、出会った音楽家の中から本当に一緒にやりたいと思える人とじっくり作業をするんだけど、歌詞についてはまさに今回は自分の中から出てくる言葉を形にしていくことに初めてちゃんとトライしたと言えるわ。

――40代に入った今、自力で歌詞を書こうと決意したのはどうしてだと思いますか?

C:書きたいという気持ちはずっと前からあったの。ジャーヴィス(・コッカー)やエールのニコラ(・ゴダン)と一緒に作った『5:55』(2006年)の時には自分でトライもしてみたんだけど、どうも納得できなくて結局ボツにしてしまった。その時思ったのは、ジャーヴィスにしてもベックにしても、自分よりよっぽど優れた歌詞を書ける人が近くにいるなら、なにも自分が書かなくてもいいじゃんじゃないかな…ということだった。実際、ベックやジャーヴィスの歌詞は本当に素晴らしいものだから。でも、その後、歌詞を書くという作業以前に、自分の中から湧き上がってくる言葉、伝えたい思い、気持ちがあるということに気づいた。それを形にするのが歌詞を書くことなんだって。

――それは……話しにくいことかもしれませんが、2013年12月に義理の姉のケイト・バリー(母であるジェーン・バーキンと最初の夫である作曲家のジョン・バリーとの間の娘)が亡くなったこともきっかけの一つではありませんか?

C:ええ、そう。正直言って、ケイトの死は自分からあらゆるものが奪われてしまうような辛い経験だった。ただ、その思いをセラピーのように歌詞にぶつけるというようなことはしたくなかったの。でも、自然とその時の体験が、自分の歌詞が良いものなのかダメなのかを一切考えずに書くという行為に辿り着かせてくれた。ケイトの死は私をそういう気持ちにさせたという意味で大きなきっかけの一つだったと思う。それともう一つは、今まで自分が書くなら歌詞は英語でなければ…と思い込んでいたのがスッと変わったこと。自然とフランス語で綴れるようになったことは自分でも驚きだったわ。今までも部分的にフランス語を使ったりするようなことはあったけど、ここまでフランス語をナチュラルに使えたことに自分でもビックリしているの。

photo by AMY TROOST

"父の影響を誰より私自身が強く受けている。間違いなく私の音楽面でのバックグラウンドは父が作ったもので、それはやっぱり小さな頃から両親の音楽をずっと聴いていたからだと思う"

――確か、父親であるセルジュ・ゲンズブールの歌詞世界に対するコンプレックスからフランス語で歌詞を書くことに距離を置いていると、かつてインタビューで語ってらっしゃいましたよね? 

C:そのとおりよ。同じ単語、言葉を使うにしても、私と父とではまったくクオリティが違う。その歴然とした差に打ちのめされて、フランス語はもとより歌詞そのものを書くことに抵抗を感じていたのは事実だったと思う。と同時に、父の歌詞や歌を辛くて聴けなかった時期もあったわ。タクシーに乗ってラジオから父の歌が流れてきたりすると、思わずドライバーに「ラジオを止めて…」ってお願いをしたこともあるくらい。まして自分も音楽をやるようになってどうしても父の才能にはかなわないような気もして……。もちろん、父と一緒に最初のアルバムを作れたことは素晴らしい体験だったし、それが自分の音楽の第一歩になっていることが礎になっているのだけど、なかなかそれを受け入れられないでいた。でも、今は堂々と聴くことができるし、世の中に作品が残り、今も多くの人に愛されていることがとても誇らしい。その素晴らしさを改めて実感もできるようになったわ。そして、その影響を誰より私自身が強く受けているという事実……。間違いなく私の音楽面でのバックグラウンドは父が作ったもの。それはやっぱり小さな頃から両親の音楽をずっと聴いていたからだと思う。それが好きとかいいとかって判断はなかったけど、とにかく当たり前のように聴いて、歌詞も全部覚えて一緒に歌えて……って感じで自分の血肉になっていった。自分でも両親の影響がこんなに大きいんだってことに今、改めて驚かされるわ。私の子供は私の音楽を聴いたり映画を観たりはしないんだけど(笑)。あと、女性である私は特に40代になってから、母の作品に改めてハッとさせられることが多い。今も両親のアルバムから学ぶところが大きいって素晴らしいことだと思っているわ。

――セルジュとジェーンのそれぞれの作品の、特に気に入っているものはどれですか?

C:母の作品だと『バビロンの妖精(Baby Alone In Babylone)』(83年)。あのアルバムには今も大きな発見がある。というのも、あの作品が作られた頃、もう両親はプライヴェートでは別れていたけれど、音楽制作面でのパートナーという絆ではしっかりと結ばれていた。父は母のために素晴らしい曲を提供し、母も父の曲をとても凛々しく歌いこなしていた。男女の関係に甘んじた表現ではなく、互いに独立した表現者として理解し合える関係にあった時代の作品だからこそ、父の作品にはそれまでの母のアルバムにはない厳しさがあったし、母もそれをしっかり受け止めていた。今の母が新しいプロジェクトでライヴをする際には必ず観に行くようにしているんだけど、そのたびにまるで恋に落ちるような気分になるの。昔父が母に提供した曲を当時とは違うアレンジ、演奏で歌う母は……もう男女の関係の上で表現するのではなく、一人のパフォーマーとしてその素晴らしい曲を今の時代に伝え残そうとしている。もちろん、当時の母…ジェーン・バーキンは父にとってのミューズだった。当時はそういう恋愛の甘い側面が彼女を輝かせていたとは思う。でも、父と別れてからの彼女は……今の母もそうだけど、ジェーン・バーキンという固有の人間性が発揮されたもの。だから、そうね、歌詞の具体的な内容とか言葉とかメロディのどこが魅力的なのか…そういう細かなところを指摘することは難しいんだけど、『バビロンの妖精』はもちろん、それ以降の彼女の作品やステージにはそうした一人の人間としての輝きがあると思う。もちろん、父と一緒にいた頃に作った作品の方が実験的精神に溢れているけれど。あと、父の作品で好きなもの……そうね……迷っちゃうわね……。

――あなたがジェーンのお腹の中にいた時に制作された『メロディ・ネルソンの物語(Histoire de Melody Nelson)』(1971年)はどうですか? 『バビロンの妖精』とは逆に、セルジュとジェーンの蜜月時代に作られた作品です。

C:ああ、もちろん! これは本当に素晴らしい、言葉で語りつくせないアルバム。このジャケット写真の母はまだお腹もそこまで大きくなくて……まあ、パンツのボタンを外さないといけなかったくらいには膨らんでいたのかな……でも実際にこのアルバムをレコーディングしていた時、私はもうお腹の中にいたのかどうか……今度母に聞いてみるわね(笑)。でも、たぶんもう身ごもっていたんじゃないかな。母がユーゴスラビアで映画の撮影中に……その、デキちゃったって聞いてるから(笑)、ちょうどその後に録音だったわけだから……そんなことを想像すると私という人間は確かに“結果”なんだな…って思う。それは具体的に血のつながった娘だって意味だけではなく、母と父がいたその証であり、二人がそれぞれ活動して、出会って別れてからも作品を作り続けて……そんな両親が音楽活動をしてきた“結果”だって。そういう事実がとても嬉しいし誇らしいわ。

そして、そんな両親との関係に気づいた時に、私もちゃんと自分の言葉で曲を作りたい、歌いたいって思ったの。そして、実際に今回の私のアルバム『レスト』は両親の物語を再構築したような作品になっていると思う。男女関係だった時代を経て、それぞれ独立した感覚を持つクリエイター同士パートナーになっていく…というような物語。それを私もずっと肌で感じていて、こうして自分の言葉…歌詞でそれを受け継いでいることを伝えることができた。しかも、ちょうど姉のケイトが亡くなった頃に自分の言葉で綴ることができるようになって……すべていいタイミングで訪れたんだと思う。

――では、具体的に、そうしたご両親の影響が、あなた自身の今回のアルバムのどういうところに現れていると思いますか?

C:これまで一緒にやってきた仲間たちはみんなセルジュ・ゲンズブール、ジェーン・バーキンという二人の偉大なミュージシャンたちの影響を受けているし、その影響を私の作品の中に落とし込んでくれたと思う。でも、今回のアルバムはやはりフランス語で歌っている、しかも自分で歌詞を書いたということが大きな意味を持っていて、声を使った表現者としてその影響が強く現れているのではないかと思う。今まではアングロ・サクソンとしての発語、言語だったけど、このアルバムは間違いなくフランス人としての言語で表現されたものだから。プロデューサーのセバスチャンもそこをすごく意識して、私の声、言葉を前に出す作り方をしてくれた。あとは、今回のオーケストレーションの使い方、すごく父の作品の影響が出てると思う。尤も、ポール・マッカートニーが提供してくれた「Songbird In A Cage」と、ダフト・パンクのギ=マニュエル・ド・オメン=クリストが書いてくれた「Rest」はあまり父の影響が出てないかも(笑)。ただ、ポールは2011年に既に私のためにこの曲を作ってくれていたから……今作の中ではかなり早い段階で作られた曲の一つとして大きな意味を持っていると思うわ。

――では、女優というチャンネルではなく、音楽家としてのアイデンティティを支えているオブセッションは何だと考えていますか? 表現自体がオブセッションになっているところもあるのでしょうか?

C:今でも正直なところ、音楽への対峙の仕方に迷うことはあるし、これでいいのかわからなくなる時もあるの。音楽を聴くこと自体、離れたかった時もあったくらい。それに、私は音楽に対する知識もそれほど豊富じゃない。限られた音楽の知識、バックグラウンドにコンプレックスもずっとあった。でも、今はそれが自分だ、と思えるようになったの。加えて、今は、自分とピアノという関係で音楽を捉えることに興味がある。これからもう少し自由にクラシックではないピアノを弾いてみたいと考えているわ。

――知識が豊富ではないからこそ、想像して制作する余地がある、音楽に詳しい人の作る音楽にはない良さがあなたの作品にはあるのではないですか?

C:ええ、そうだといいけど。だから、それだけに、自分が今回どういう作品にしたいのか、どういう曲にしたいのかをちゃんと伝えられるようにしないといけない。今回のアルバムだとセバスチャンにはいくつかのキーワードを投げてみたの。あくまで雰囲気として世界観を共有する必要があったから。ジョルジオ・モロダー、映画『軽蔑』の音楽、あるいは『ジョーズ』のあのホラー感……もちろん曲ごとだったし、結構バラバラなイメージではあったし、具体的にそのどこが、というようには伝えられなかったけど、セバスチャンはむしろそれらのキーワードを自由に想像してみてくれた。そうやって作品を作っていくのは私らしいやり方なのかなと今は思う。もちろんすごく好きな音楽はたくさんあるし、よく聴いている生涯のフェイヴァリットはあるの。でも、それらの作品のどこをどう言う風に取り入れて…というような捉え方をしなくてもいいんだって。

――ちなみに、その生涯のフェイヴァリットとはどういう作品ですか?

C:一人の人間として、表現者として魅了されているアーティストという意味では、まずパティ・スミス。彼女のアルバムはどれもジャケットが素敵だし、迷っちゃうけど……『ホーセス』(1975年)かな。それから、ボブ・ディランも。ボブ・ディランしか聴いていない時代もあったくらい大好きなアーティストで、特に『ブロンド・オン・ブロンド』(1966年)が好き。生前の父に「ボブ・ディランをどれか1曲聴くとしたらどれ?」って尋ねたことがあったんだけど、その時に答えてくれたのは「Lay Lady Lay」(『Nashville Skyline』1969年)だったわ。ディランについては、映画『I’m Not There』(2007年)でディランの恋人役を演じて、そしてサントラにも参加して、それでより一層ファンになって理解することができたというのもあって……そうね、そういう意味で、誰か一人、表現者として影響を受けたアーティストをあげるとしたらボブ・ディランといっていいかもしれない。音楽的にはピンク・フロイドの影響も強く受けてるし、このアルバムには少しはその影響もあると思うんだけど……ああ、こんな話をしたらとまらないから、またの機会にね(笑)。

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Text By Shino Okamura


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