「スタジオで一番大切なのはその空間そのもの」
ノラ・ジョーンズ、クレイロらを手がける売れっ子、リオン・マイケルズが坂本慎太郎も参加する新作と拠点たるスタジオを語る
今やリオン・マイケルズはノラ・ジョーンズ、クレイロそれぞれの最新作を含めた多数の注目作を手がける当代きっての人気プロデューサーである。だが、実際にはもう四半世紀以上に渡り、ミュージシャンとして活動を続け、レーベルも運営するなど多層的、多角的にニューヨークの音の現場を支えてきたシーンの立役者だ。シャロン・ジョーンズ&ザ・ダップ・キングス、トーマス・ブレネックやホーマー・スタインワイス、ニック・モヴション、デイヴ・ガイらとによるメナハン・ストリート・バンド、あるいはダン・オーバック(ブラック・キーズ)らと組んだアークスなどなど今に至るまで本当に多くの、それも神出鬼没な活動を展開。多様な人種カルチャーが錯綜するニューヨークらしさを象徴するソウル、ファンク、あるいはサルサやブラジリアンなども混ぜて大きく攪拌させたような彼の音楽指向は、自身のスタジオ運営、さらには《Truth & Soul》そして、《Big Crown Records》へと駒を進めたレーベル運営にも行き渡り、気がつけばもはや死角なしの無双状態になっている。
そんなリオンが25年ものキャリアを数える自身のプロジェクト=エル・マイケルズ・アフェアとしてニュー・アルバム『24 Hr Sports』をリリースした。フローレンス・アドゥーニ、ホジェ、デイヴ・ガイ、そしてノラ・ジョーンズ、クレイロ、さらには先行曲「Indifference」が話題を集めている坂本慎太郎までもが集結。ホーマー・スタインワイス、トーマス・ブレネック、ニック・モヴション、マルコ・ベネヴェントらお馴染みの仲間も参加しているし、亡きローランド・カークのサンプルが含まれた曲もある。リオンがこれまで関わってきた人々とのコネクションや彼のひたむきな音楽愛の蓄積が集大成のようになった1枚と言っていい。とはいえまだ40代前半。これから円熟期を迎えるそんなリオンへのインタヴューが実現したのでお届けしよう。(インタヴュー・文/岡村詩野 通訳/安江幸子)
Interview with Leon Michels(El Michels Affair)
──昨年、あなたがプロデュースしたアルバム『Visions』をリリースしたノラ・ジョーンズにインタヴューしたのですが、その際、ノラはあなたとの作業がいかに楽しく充実していてアイデアに満ち溢れていたかを話してくれました。あなたの《The Legendary Diamond Mine》スタジオで、例えば「Swept Up In The Night」という曲でオムニコードをあなたが用意するようなアイデアに彼女はとても刺激を受けたようです。あなたの新作について伺う前に、ノラのクリスマス・アルバムから継続して進んだ彼女との作業について聞かせてください。彼女の素晴らしいキャリアにあなたはどのような新たなページを刻むことができたと思っていますか?
Leon Michels(以下、L):そう言ってくれるんだ、ありがとう。ノラは……彼女と仕事をしたからとか、友だちだから言う訳じゃないけど、僕が今まで出会った中でも指折りに優れた才能の持ち主なんだ。部屋に一緒にいると、あまりに才能に溢れていてちょっと怖いくらいだよ(笑)。気心知れた友だちなのに、仕事ではナーヴァスになってしまう。あまりに素晴らしすぎるから、それについていかないといけないからね。クリスマス・アルバム作りはすごく楽しかったよ。あれがあったおかげで仲のいい友だちになれたしね。ほら、あれだけ長い時間を一緒に過ごして、しかもアルバムまる1枚作るから、必然的に気心が知れてくるんだ。おかげで『Visions』を作った頃にはお互い居心地のいい関係になっていたから、アルバム作りがとても気楽で喜びの大きいプロセスになった。彼女もそう言ってくれていたね。あまりに楽なプロセスだったから、完成した実感すらなかったよ。すごくエフォートレスに進んで、気が付いたら何曲もできていて、目の前にアルバムがあったよ(笑)。彼女は本当に、僕たちの世代で最高のシンガーのひとりだと思う。
──彼女のさらなる伝説に貢献することができたんですね。
L:そうだね。光栄に思うよ。
──ノラのアルバムはもちろん、去年はクレイロの新作、一昨年はカリ・ウチスの新作もプロデュース、他にもプレイヤーとしての参加となると枚挙にいとまがありません。これだけの作業をこなしながら、エル・マイケルズ・アフェアーとしての新作も制作していた……驚くほどの仕事量ですが、どのようにスケジュールを調整し、管理しているのですか?
L:いい質問だなぁ。僕の妻に訊いてくれれば答えてくれるんじゃないかな(笑)。僕はラッキーなことに自宅にスタジオを持っていて……長い間、会社員などの仕事みたいにやっている気がする。朝起きて、スタジオに行って、9時から5時までそこで過ごして、曲を作るとか、クリエイティヴなことをやろうとする。何の収穫もないときもあれば、黄金を掘り当てるときもあるし、中庸なものができるときもあるけど、4つのアイデアのうちひとつくらいは日の目を見る感じだね。僕は曲を作ることをこよなく愛しているし、クリエイティヴな活動が大好きだ。プロデューサーという生業はそういうことに四六時中携わらせてくれる。自分自身のキャリアしかないアーティストだったら、自分自身から引っ張ってこられるものやできることは限られているけど、プロデューサーは本当にたくさんの人と仕事をするから、自分にインスピレーションがないときでも相手にインスピレーションがあれば、何かを生み出すことができるからね。プロデューサーをやっていると、曲を生み出すのに忙しくしていることができるんだ。
──それぞれの作品はコンセプトや方向性が異なるものですが、少なくともノラとクレイロのアルバムを筆頭に、あなたの手がける作品は音質において共通したタッチがあります。もちろんそれはあなたのスタジオの音の方向性、ヴィンテージの機材にまつわるこだわりに由来していると思うのですが、ノラによるとあなたはニューヨーク州に2つスタジオを持っているそうですね。ひとつはアップステート(NY州北部)、もうひとつはロングアイランドシティ(Long Island City、NYCクイーンズ区)です。それらのスタジオはいつ頃、どのようなサウンド面でのコンセプトで作られたのでしょうか? あなたのスタジオの音の面での特徴をおしえてください。
L:ロングアイランドシティのスタジオ(《The Diamond Mine》)は12年近く前からあるのかな? そっちはホーマー・スタインワイス、ニック・モヴション、トミー(トーマス)・ブレネックという友人たちと共同でやっている。みんな素晴らしいミュージシャンでありプロデューサーでもある。全員アナログ機材好きでもあるから、スタジオを立ち上げたときにはそれぞれの機材を持ち寄った。完全にアナログなスタジオを作りたかったんだよね、テープ機材もあるような。というか、僕たちは今までずっとそうやって音楽を作ってきたからね。僕はコンピューターも使うし、プロトゥールズなんかを使ったデジタルな曲作りもするけど、曲作りを始めた頃はテープとアナログ機材だった。音楽の作り方は基本それで覚えているんだ。必ずしも選択してこうなった訳じゃないとすら言える。そういう形での曲作りから入って、今も同じ方法で作り続けているということだね。
──ニューヨークにはマスタリングまで行えるような老舗の素晴らしいスタジオから、個人が運営するプライヴェート・スタジオまで多種多様の制作の現場があります。音楽性も、ヒップホップやR&B、パンクやフォーク、あるいはラテン系までそれぞれに合った録音現場が確かに必要とされてきたと思います。
L:ああ、それは全くその通りだね。
──そうした中で、あなたはニューヨークでどのような「音の現場」を作ろうとしていたのでしょうか。それぞれのスタジオにどういうカラーを作ろうとしていたのでしょうか。
L:そうだなぁ……僕に言わせれば、スタジオで一番大切なのはその空間そのものだと思う。それから、そのスタジオを所有している人のエネルギーやパーソナリティもスタジオに表れるものだと思う。素晴らしい機材やマイクがあっても、それは必ずしも一番大事なことではないんだ。それよりも自分(オーナー)のパーソナリティが反映された空間であること、クリエイティヴィティに影響する場所であることの方が大事だね。クイーンズにある僕のスタジオはすごくクールだけど、よりプロフェッショナルな感じかな。アップステートにある方のスタジオは「僕の」スタジオという感じがある。基本的に僕のベッドルームのようなものだよ。お気に入りのあらゆるアート作品が飾ってあるし、お気に入りのヘンなキーボードも全部揃っているんだ。僕にとってはそこが音楽を作るのにベストな場所だね。アップステートの僕のスタジオに来る人たちは、僕の世界の中に入っていくようなものなんだ。入り口に来た時点で、既にこれから作るものがそれに影響されるような感じ。
──クレイロとノラはアップステートの方のスタジオでの作業だったのですか。
L:ノラのアルバムはアップステートで作ったね。クレイロのアルバムも半分くらい。
──だから共通点があるといいますか、親密で温かい感触がありますね。
L:そうだね。友だちが言っていたんだけど、クレイロのアルバムに入っている「Glory Of The Snow」は、君が言ってくれたこととちょっと似ていて、僕のスタジオを音楽にしたような曲なんだって。あの曲のフィーリングが僕のスタジオのフィーリングなんだ。すごく嬉しい褒め言葉だったね。
──あなたがダニー・アカルプス共同で2016年に設立したレーベル《Big Crown Records》とスタジオの関係についてもおしえてください。今、このレーベルとあなた自身の活動はどのように相乗効果があるといえますか。音作りの現場と、レーベルの両方を持っている強みは間違いなくあるのですが、その両輪を動かしている意味はどういうところにあると思いますか。
L:強みは間違いなくあると思うね。僕とダニーがこのレーベルを作ったのは、自分や彼が作っている音楽を出す場が欲しかったからだし。《Big Crown》を始めたころに所属していたアーティストたちは全員僕たちと親しい友人だった。ニコール(レディ・レイ)とは15年くらいの付き合いだし、ホリー・ハイヴやホーマー・スタインワイス……彼はホリー・ハイヴのドラマーなんだけど、僕の大親友のひとりなんだ。つまり、自分たちを取り巻くシーンのホームみたいな場所を作りたかったんだよね。周りの人たちがみんなクールな音楽を作っていたから。今はもっと規模が大きくなったから、インドネシアやトルコのアーティストもいるし、オーストラリアからも……世界中からアーティストが集まっている。最初は自分たちだけの場所だったけどね。勝手がわからないスタジオに行って、自分の作りたい音楽を作るというのは至難の業なんだ。自分の思い通りに作ったスタジオがあるというのは間違いなく大きなアドバンテージだよ。ほら、僕はコンピューターで音楽を作らないだろう? 僕には楽器や色んなモノが必要なんだ。
──そうした中で作られたエル・マイケルズ・アフェアのオリジナルとしては8作目となるニュー・アルバム『24 Hr Sports』はいつ頃から制作に入ったのでしょうか。過去の作品はほぼインストゥルメンタル中心でしたが、今作には音楽性も多様ですし、ヴォーカリストやゲストが多く参加しています。こうした方向性になったのは最初からのアイデアだったのですか。今回のアルバムの着想についておしえてください。
L:着手したのは……2023年頃だったかな。クレイロのアルバムに入っている曲の一部は、元々『24 Hr Sports』のために書いたものだったんだ。
──そうだったんですね!
L:ああ。クレイロのアルバムと同じくらいに作っていたからね。相前後して。次の自分のアルバムにはヴォーカリストたちを起用したいと思っていたんだ。今まで出してきた曲でも、インストゥルメンタルよりもヴォーカルがある曲の方がみんなの反応が良かったからね。そういうものだよ。それから、素晴らしい人たちが身近にいたから、自分のアルバムに参加してほしいとお願いするのもそうおおごとではなかったんだ。アルバムを作るプロセスはいつも2、3年かかるんだ。その間に作った曲が別のアーティストに行くこともあるし、ベーシックなコンセプトを固めるのに少し時間がかかるからね。僕はランダムに音楽を作れないタイプで、どんな音やアートワークにするかについて、北極星みたいに指針になるものが必要なんだ。曲ができる前の段階からね。
──つまり今回はその“北極星”たる指針が、多様な音楽性とヴォーカリストたちの参加だったのでしょうか。
L:そうだね。どんなサウンドになるかはわかっていたからね。MF ドゥームとかをよく聴いていたから、薄もやのかかったような、いささかローファイの、カセットみたいな音質が欲しかったんだ。それから、フィーチャリングをたくさんやりたかった。
──ええ、今回参加しているアーティストの中にはガーナのゴスペル・シンガーのフローレンス・アドゥーニ、ブラジルのホジェ(Rogê)、そして日本の坂本慎太郎……と国籍もフィールドも様々です。
L:そうだね。もともと彼らのファンだったから選んだというのはあるね。特に“シンタローサン”は、一緒に仕事したことはないけど、以前彼のインタヴューを読んだら、《Big Crown》のファンだって言っていたんだ。その辺りから連絡を取り合っていたから、今回は絶対に参加してほしいと思っていた。彼のソロ作品の大ファンだからね。彼がイエスと言ってくれたなんてものすごく光栄なことだよ。それから、1枚のアルバムに複数の言語が使われていたらクールだろうなと思っていたというのもある。ジャンルレスなミックステープみたいな感覚のものを作ってみたかったんだ。色んなスタイル、色んな国の要素を集めてね。そんな訳でシンタローサンに声をかけたらのってくれて、本当にハッピーだったよ。
──エル・マイケルズ・アフェアと坂本慎太郎の音楽にはどのような共通点があると感じますか。
L:共通点は間違いなくある。彼がソロ作品で参照しているものは、僕が参照しているものや好きなものが多いんだ。ブラジル音楽とかファンクとかソウルとか。もちろん彼が作っているのは彼ならではのヴァージョンだけどね。でもお互いが聴いている音楽を比べたら、きっとすごく似ていると思うよ。互いにインスピレーションになっているのだとしたら嬉しいね。当然、僕にはインスピレーションになっているよ。今回子供たちの合唱団(杉並児童合唱団)を入れたのも、シンタローサンの作品でそういうことをやっていたからなんだ。響きがとてもクールだったから、僕の作品でも起用してみたいと思ってね。参加してくれた他のゲストでいうと、ホジェ(リオンはロジェと発音している)に関しては面白いもので、このアルバムってタイトルとは裏腹に、スポーツについての曲がホジェの曲ひとつなんだよね(笑)。ホジェはサッカーの曲を書いたんだ。ホジェの直近の2作をプロデュースしたのがトーマス・ブレニックといって、僕の一番古くからの大親友のひとりなんだ。僕と《Diamond Mine Studios》の共同オーナーでもある。そんな訳でホジェとも長い付き合いだから、彼にお願いするのも無茶なことではなかった。「僕の世界」の中の人だからね。フローレンスはこれまた僕の大親友のひとり、マックス・ヴァイセンフェルトというドイツ人がガーナのアクラに移住して、そこで《Philophon Records》というレーベルを立ち上げたんだ。ガーナ人アーティストたちと仕事をしていてね。彼とフローレンスが組んでからも長いから、僕もずっと彼女の大ファンだったんだ。それで彼を通じて、アルバムに参加してくれないか頼んだんだ。
そうした多彩なゲストにプラスして、ノラ・ジョーンズ、クレイロも参加していますが、これらの録音はそれぞれのアルバムのプロデュースのタイミングで同時に録音したのですか?
L:いや、二人がそれぞれ参加してくれたあの2曲は今回最後に取り組んだ曲で、その頃にはもうどちらともアルバムを作り終わっていたよ。あの2人にはどうしても参加してほしかったんだ。ふたりとも本当に親しい友だちだし……素晴らしいアーティストであると同時に、今は僕の大親友たちでもあるんだ。僕の作品に参加してもらえたらステキだとは思っていたけど、彼女たちのアルバムを作った後じゃなかったら実現しなかったかもしれないな(笑)。二人は対照的かもしれないけど、共通点もある気がするね。うまく言えないけど……まあ、声がまったく違うのは確かだけど、どちらも才能豊かなアーティストだよね。
──今回は1980年代~1990年代の『Sports Illustrated』誌のグラフィックデザイン、写真、ファッション、MF ドゥームのインストゥルメンタル・シリーズ『Special Herbs』とそのサンプルソース、ゴスペル音楽のアップリフティングな要素、そして70年代のフュージョンやブラジリアン音楽の影響……などなど新作に向けてのアイデアがあったそうですが、こうしたアイデアはどのようなタイミングでそれぞれまとめていったのでしょうか。
L:この手の話をするときはいつもすごく抽象的になってしまうんだよね。このアルバムの場合は成り立ち自体も抽象的で、簡潔明瞭なストーリーがあった訳じゃないんだ。僕はアマチュアの野球チームに入っているんだけど、音楽とスポーツが驚くほど密に関係していることに気づいてワクワクした。音楽をやるのもチーム・スポーツみたいだなと思ってね。共通点が多いんだ。例えばチームが勝った時には独特の一体感が生まれる。それが音楽を作る時と似ているんだ。それが最初の種みたいな感じになった。スポーツを観たり自分でやったりしている中で生まれた種。音的にはMF ドゥームやゴスペルのT.L.バレットのインストゥルメンタルをよく聴いていて、自分でもああいう音のパレットで曲を作ってみたいと思ったのが基になった。薄もやがかかった感じで、ローファイでもハイファイでもある。それと、MF ドゥームが引っ張ってきたサンプルにブラジル音楽やジャズ、フュージョン、シンセを多用したものが多かったのもあって、そういう音のパレットに着地したんだ。アルバム全体をそれで作ってみたかった。それから『Sports Illustrated』の話だけど、僕はアルバムを作るときに頭の中にビジュアルを思い浮かべるんだ。タイトルとビジュアルがあって、そこからスタートする。アルバムを作るのにパラメーター的なものが必要だからね。あまりにたくさんのスタイルを扱っているから、一日中音楽をひたすら生み出すなんてのは無理なんだ。そういうこともあって、自分自身にパラメーターを設けているよ。『Sports Illustrated』のバックナンバーを入手して見ていたら、そのいでたちが自分の作っている音楽はこれだと念を押してくれていたような気がしてね……まあ、抽象的な話ではあるけど、あれもインスピレーションになったね。僕の頭の中では抽象的とはいえ完全に理に適っていて、僕が作りたい音楽に辿り着く手助けをしてくれるものなんだ。僕はほとんどライヴをやらないからね、ギグはごくわずかで、大半は作品作りにフォーカスしているっていうのもあるかな。
──最後に、あなた自身、この新作を自分のレコード棚に並べるにあたり、左右に何か他のアーティストの作品を置く場合、誰のなんの作品を置きますか?
L:いい質問だな(笑)。そうだなあ、MF ドゥームの『Special Herbs』とT.L.バレットの何か1枚を置きたいな。その2人が今回の大きなインスピレーションだったからね。
<了>
Text By Shino Okamura
Photo By Mike Lawire
Interpretation By Sachiko Yasue
El Michels Affair
『24 Hr Sports』
LABEL : Big Crown Records
RELEASE DATE : 2025.9.5
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