アルバムのタイトル、『Villains(悪人)』には、バンドの政治的なステートメントが込められているのではない。トランプにも、それに付随するあらゆるものにも関係ない。ただ単純に、1)言葉としてファンタスティックで、2)すべての事象に存在する三つの視点(君の視点、俺の視点、そして実際に起こったこと)の一つを表すからだ。すべての人間は、非難し、憤慨する対象を求めている。今も昔もだ。それはコントロール不可能なんだ。唯一コントロールできるとすれば、受け流す決断をすることだけなのさ。
– Joshua Homme
なんとも示唆的なコメントである….。公式サイトのデザインが一新され、新作の完成を匂わせるティザー動画を公開していたクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ。昨日には、フロントマンのジョシュ・オムが、嘘発見器にかけられながら、新作に関する質問に答えていくというユニークな動画が公開され、新曲の一部と共に、アルバム・タイトルや、アデル、エイミー・ワインハウス、ブルーノ・マーズ、レディー・ガガ、ポール・マッカートニーらを手がける、マーク・ロンソンがプロデューサーに起用されたことが明かされていたが、6/16正式に、4年ぶり7枚目となる待望の新作『Villains』のリリースを発表。合わせて新曲「The Way You Used To Do」が公開された。
QOTSAらしいドラミングとギターのリフは健在ながら、マーク・ロンソンプロデュースらしさも垣間見られる新曲!アルバムが楽しみ、と言いたいところだが、まずはフジロックでの来日が待ち遠しいところ。